長崎でもキャラバン隊を!

先日師走に入ったかと思ったら、既に今年のカレンダーも残すところ2週間となりました。体調に留意して平成30年を元気に迎えたいですね!

 12月の定例会は、11月23日に開催しました「体験してみよう知的障害 理解してもらおう知的障害」研修会VTRの視聴後に意見交換をしました。擬似体験を通して知的障害への理解を広める活動に取り組まれている「広島あび隊」の研修は、皆さんの目にとても新鮮に映ったようでした。頭では障害特性を理解しているつもりでも、あび隊の疑似体験はより具体的で、まさに身を以て体験して理解することができるという意見や、生きづらさを抱えていることをもう少し早く分かってあげられていたら、本人を苦しめることもなかったかも知れないと反省される方もいらっしゃいました。親であっても知的障害の理解は難しいものです。ましてや家族以外の人はなおさらではないでしょうか。キャラバン隊の活動は、知的障害、発達障害に今まで無関心だった人々に関心を持ってもらうだけに留まらず、体験してもらうことでより理解者を増やすことができると思います。参加者の皆さんはキャラバン隊の意義は大変大きいものがあると実感されたようでした。

研修会の時に行ったアンケートでも、”是非長崎でもキャラバン隊を立ち上げてほしい”とのご意見を多数いただいています。長崎らしさのあるキャラバン隊を模索しつつ、具体的に進めて行きたいと思いますので、キャラバン隊のメンバーとして活動を希望される方は事務局へご連絡ください。大勢の前で話すのが苦手とおっしゃる方もいろいろな役割がありますので、是非一緒に第一歩を踏み出しましょう!

次回定例会:平成30年1月19日(金) 13:00~ タイムケア事務局 茂里町電停前ビル2F