今年最後の定例会は「しめ縄作り」!

育成会では会員同士の交流や情報提供、研修の場として毎月定例会を開催しています。10月、11月は親族後見や市民後見についてのお話を伺いましたが、12月は昨年クリスマスリース作りをご指導いただいた花アトリエななくさの白川美知子先生とアシスタントの瀬川才蔵先生に「しめ縄作り」を教えていただきました。

水引を使ったおしゃれなしめ縄の材料を見て、「藁を使うのかと思ってた!」「私も!」とひと笑い。作る前からステキなものができそうな予感にわくわく。水引は紅白だけでなく茶と白、ピンクと白の3種類があり、どれにしようか迷いながらも決めて、しめ縄作りは賑やかにスタートしました。

「自由にいいですよ」という先生の言葉に、「自由が一番難しい!」と言いつつ夢中になって作るみなさん

パーツを配置しては眺め、眺めては配置を変え…とグルーガンで固定するまで慎重です

「これもステキですね~」と、褒め上手の白川先生

「息子の部屋に飾ろうかな~」とご参加のお父さん。帰宅後ステキな出来栄えに「玄関に飾ろう」と奥様が言われたそう

完成した後はそれぞれの作品を壁にかけて鑑賞会。水引は形を変形させやすいので、流れを変えたりねじって癖をつけたりと、アレンジされる方もいらっしゃいました。参加できず作品だけでも欲しいという方が2名おられたので、2つは先生の作品です。どれか分かりますか~?

普段、お料理はしても、なかなか物作りのようなクリエイティブな作業ってやる機会は少ないですよね。「楽しかった!」「いいものができた!」と、みなさん満足していただけたようです。すてきなしめ飾りでいい新年が迎えられそうですね。

秋を満喫! 育成会バスハイクが実施されました

50万平米の広大な日本庭園の紅葉の美しさに参加者の皆さんも感激!

長崎県内の新型コロナ感染者も下げ止まりを見せていた11月6日(日)長崎市手をつなぐ育成会バスハイクを実施しました。コロナ感染者数も一時期の爆発的な増加はないもののまだ油断はできない状況下での実施ということもあり、バスの定員には余裕を持ち、参加者の皆さんには参加に当たっての諸注意を厳守していただきバスハイクを催行しました。行先は西九州新幹線の開通で盛り上がりを見せる武雄・嬉野方面!

武雄名物温泉湯豆腐定食に舌鼓

当日は雲一つない秋晴れ。集合場所のハートセンターには朝早くから多くの参加者の皆さんが集まられて、久しぶりのバスハイクを心待ちにされているようでした。大型バス2台を仕立たバスの中では、バスガイドさんの楽しいお話やゲームで旅の雰囲気も存分に楽しむことが出来ました。最初に訪れた嬉野の肥前夢街道では江戸時代初期の街並みを再現した街並みの中で忍者ショーや楽しいアトラクション、一度入るとなかなか脱出できないからくり屋敷を楽しみました。お昼は武雄に移動して温泉湯豆腐定食に舌鼓を打ち、その後の物産館でのショッピングでは両手いっぱいにお土産を買い求める人も。また、50万平米を有する御船山楽園では紅葉の日本庭園を散策し、最後は武雄宇宙科学館の見学と大変盛りだくさんの内容でした。参加された皆さんは「来年も絶対バスハイクに参加します!」「楽しかった!」「いい思い出が出来ました」とたくさんの嬉しいお声をいただきました。

コロナ禍の中、なかなか安心して旅行にも出かけられない状況が続いていますが、参加者の皆さんは日帰りとはいえ久しぶりに旅行に出かけてリフレッシュされたようでした。毎日の生活に追われる日々ですが、非日常に触れることが出来る”旅”は改めて素晴らしいと実感して帰路につきました。

 

育成会イベント『MLAP(ムラップ)音を楽しもう』開催!

朝夕は肌寒く感じるものの、日中の日差しの中ではまだ暑いと感じる11月3日文化の日に「ながさき知的障害児者生活サポート協会」の助成を得て育成会イベント『MLAP(ムラップ)音を楽しもう』を開催しました。

MLAP(ムラップ)とはあらゆる人に生涯に渡って音楽を楽しんでもらおうというプロジェクト『Music with Life for All Project』の頭文字を組み合わせたものです。福岡市手をつなぐ育成会が文部科学省の実践研究として3年間にわたり取り組まれた活動でもあります。福岡市育成会のホームページにアップされたオンラインセミナーを観て、ぜひ長崎でも体験してもらおうと、博多音楽療法コミュニティLINKSより米倉裕子先生をはじめ、野田さん、柴田さんをお招きし、楽しい時間を過ごしました。

先ずはみんなで大きな輪になりました

ギターに合わせてご挨拶!

グループに分かれてチーム名を決め、曲に合わせてはい!ポーズ!!
理事長も施設長もノリノリで参加!

たくさんの楽器も準備していただき、ド、レ、ミ…とそれぞれの音を担当。ドレミの曲に合わせて元気に自分の音を出しました。

自分の担当の音の順番が来ると目いっぱい音を出します。中には毎回音を出す人もいましたが、楽しんでいればそれもOK!

カラフルなバルーンを持って、揺らしたり回ったり、閉じたり広げたり、音楽に合わせて協力して動かします。

ギターやキーボードの演奏に合わせ声を出したり、歌ったり、身体を動かしたりしているうちに予定の90分はあっという間に終わってしまいました。40名の参加者もわくわく楽しい時間を過ごすことができ大満足のイベントとなりました。育成会スマイルくらぶの参加者や特別支援学校の生徒さんやその家族、ヘルパーさんや施設の職員さんなど初対面の方もいらっしゃいましたが、音楽に合わせていっしょに動くだけで楽しい時間を共有でき、「音楽っていいなあ~」と、音楽の持つ力を実感しました。

 

わが子の後見人になるということ

知的障害のある子の親として、歳を重ねるとともに徐々に不安と悩みが大きくなるものの一つに成年後見制度があります。育成会の会員定例会でも度々研修会や話し合いを重ねてきましたが、いま一つ具体的かつ現実的に捉えることが出来ずにきたように思います。しかし長崎市育成会の会員さんでご自分がお嬢様の後見人となられた方がいらっしゃるとの情報を聞き、ご自身の体験談や成年後見人になられた経緯を定例会でお話しいただけないかとお願いしたところ快諾いただき今回の定例会の実施となりました。

当日は会員の皆さんの関心の高さを物語るように、いつもの定例会より多くの方にご参加いただきました。昨年ご主人を亡くされた後、不動産の相続手続き時にお嬢さんに後見人を付ける必要にせまられたそうです。当初は第三者(司法書士や弁護士などの専門家)に依頼する方向で進められていたものの、相談された弁護士からお母様ご自身が後見人となるよう提案され、諸々の手続きを経て家庭裁判所に後見人として選定されたそうです。一見ハードルが高そうに思える後見人としての業務も、財産管理や報告書の提出等はあるものの、特別な事ではなく親が普段行っている子どもの金銭管理や身上監護など日常生活の延長に過ぎないとのお話に少し肩の力が抜けた気がしました。また、慌てて申請しなくても必要に迫られてからでも十分遅くないとのお話に参加された皆さんも安堵の表情を見せられてました。大変分かりやすく、また細かいところも具体的にお話しいただき参加者の皆さんも満足してお帰りになりました。

知的障害がある人が成年後見制度を利用する際、多くの課題があり今後民法改正の動きもあると聞きます。しかし後見人を付けざるを得なくなった場合でも、今回のように具体的な事例やお話をお聞きすることができ、親の会としての利点を再認識することが出来ました。

次回の定例会は11月24日(木)10:00~育成会大橋事務所にて市民後見の会ながさきから講師の方をお招きし、市民後見人として業務に当たられている方にお話をお聞きします。是非この機会に参加されてみませんか?皆様のご参加お待ちしております。         ( Saya)

 

「親心の記録」第2章ついに完成!

4月から会員定例会の中で始めた支援者の方々に向けた「親心の記録」の記入ですが、めでたく最終回を迎えました。今回は『親として支援する方に伝えたいこと』という自由記述のページと『子どもの健康、その後の対応』というページを記入しました。

みなさん悩みながらも記入し、『支援者に伝えたいことと』としては「自分の意思でいろんなことができるように促して」「コミュニケーションがうまくできないので、みんなと仲良くできるよう支援して」「本人が納得できるよう十分に説明して」「こだわりが多いので無理に止めるのではなく、うまくかわしていけるような支援を」というような基本的な支援のしかたについての希望が多く聞かれました。また、親なきあとの生活の場として「白い壁の病院みたいなところではなく家の延長にあるような建物で暮らしてほしい」という声もありました。中には「きょうだいに月に1回でも電話をかけさせて」という意見に「わたしも書いておこう!」という同意の声、「明るい色の服を着せて」「体を動かすイベントには誘ってみて」などのピンポイントの希望もあがりました。

『子どもの健康』については緊急時の対応や介護が必要になったときの対応、延命治療や葬儀、お墓まで細分化された問いに答える形式になっており、私たち障害のある子を持つ親がどれだけ先のことまで心配しないといけないのか思い知らされました。将来病気になったときは「病状や治療法を本人にも分かりやすく説明してほしい」、延命についても「十分に説明をして本人の意見も必ず聞いてほしい」など、分からないと周りが判断せず本人への説明と問いかけを望む声が多く上がりました。

記入後、まだ学齢期のお子さんのお母さんは「伝えたいことがこんなにあるのかと驚きました。思っていることを記録しておく大切さを実感しました。」と感想を述べられました。初めての「親心の記録」記入から4年、第2章も何とか終了することができました。

10月の定例会は、自ら娘さんの成年後見人となられたお母様のお話を伺います。どのような経緯でご自分で後見人をしようと思われたのか、どのような業務があるのか、様々なお話を伺いたいと思います。                   10月21日(金)10:00~12:00育成会生活支援センター会議室で行います。ぜひご参加ください

理事長を囲んで

昨年8月、長崎市手をつなぐ育成会の事業内容や活動などを直接当法人の谷理事長にお聞きする定例会を実施し、その際忌憚のないご意見やご質問に対して理事長から回答や説明をいただきました。昨年の理事長を囲む会から一年経過したということと、7月に行われた定期総会で法人の5か年計画にも会員の声を吸い上げる取り組みを要望されるご意見も上がったことから今月の定例会は”2022年版理事長を囲む会”を実施しました。

学齢期のお子さんをお持ちの方からは2022年4月1日に改正された”成人年齢の引き下げ”に伴う金融機関での諸手続きの不安や成年後見制度についての質問が上がりました。谷理事長は現行制度の説明と全国手をつなぐ育成会連合会が参画している厚生労働省主催の「成年後見制度利用促進会議」での久保会長のお話など現在変貌を遂げつつある成年後見制度の現状を説明されました。知的障害のある人にとって利用しにくい側面があるといわれる成年後見制度ですが、全育連をはじめとする障害のある当事者団体の提言を基により使いやすい制度になるよう取り組まれているというお話に質問された方はもとより、他の方々も興味深い内容だけに熱心にお話を聞かれていました。

また知的障害のある方とその親の世代の高齢化に伴ういわゆる”8050問題(80代の高齢の親が50代の障害のある子どもの面倒をみる)”と、障害福祉サービスから介護保険へ制度の移行時期とされる65歳問題についても質問が上がりました。育成会としても長崎市長との懇談会や行政との話し合いで再三一律での切り替えには反対の立場を表明されていて、現在は65歳で切り替えるのは絶対的なものではなくご本人の状況に合わせて判断されるとのお話に安心されたようでした。参加者の皆さんも直接理事長に疑問に思われていることを質問したり、参加者の皆さん同士で話し合い情報を共有することで安心感を得られたようでした。

今回の定例会に参加できなかった方々からはメールで質問をいただいておりますので、理事長に回答いただき、次号の広報あじさいに掲載予定です。今後も一年に一度程度は理事長と会員の皆さんの話し合いの機会を設けていきたいと思います。

次回の定例会は9月22日(木)10:00~ 長崎市育成会大橋事務所会議室にて「親心の記録を書こう(最終回)」です。定例会で取り組んできた親心の記録への記入もいよいよ最後の項目を残すまでとなりました。参加者の皆さんと一緒に話しながら記入することで、色々な発見や見直しができたと好評いただいております。今まで参加されたことが無い方も是非ご参加ください。

 

 

 

定期総会が3年ぶりに開催されました!

コロナ禍で昨年、一昨年度と中止を余儀なくされた長崎市手をつなぐ育成会の定期総会が7月2日(土)3年ぶりに開催されました。しかしまだコロナ感染へ警戒を解くことはできない状況ということもあり、今までの総会の在り方を検討したうえで、参加者が密にならず会話をしないという観点から初めての試みとして上映会を行いました。前半は谷理事長が本年度が第4次5か年計画の最終年度ということを踏まえた挨拶と法人としての取り組みを説明され、続いて寺田事務局長から令和3年度育成会事業報告、令和4年度事業案の報告がありました。

後半は知的障害のある弟さんと兄である「僕」(高木祐透監督)との関りや、家族間の葛藤を描いたドキュメンタリー映画「僕とオトウト」と、監督へのインタビューの上映会をしました。大学進学と共に県外で暮らしている「僕」がオトウトを知るために映画を撮り始め……。ストレートな家族の会話や日々巻き起こる大小さまざまなトラブルに障害のある人と生活されている参加者の方は共感する場面も多かったようで、「僕とオトウト」の世界に引き込まれたようでした。総会終了後のアンケートにも「共感するところが大変多かった」「兄のオトウトさんを理解しようとする姿に感動した」「意思疎通が難しくても対話することの大切さが分かった」などの感想をいただきました。今後、髙木監督が執筆された書籍も発売される予定とのことで、興味を持たれている方も多いようでした。
3年ぶりの開催となった定期総会ですが、以前のような各事業所の利用者の皆さんが参加して賑やかに実施していた総会の形態とは変わりましたが、コロナ禍においての総会の形としては良かったのではないかとのご意見も多くいただきました。全ての行事を中止にするのではなく、感染リスク回避の工夫をしながらできる限り実施できるものは実施してwithコロナの日常を送らなければならないと感じた一日となりました。               (Saya)

「親心の記録」第2章 本人の好きなことは?

6月の定例会はハートセンターに場所を移して開催しました。「親心の記録」第2章も3回目となり、この日は「本人の好きなこと」というページから取り掛かりました。室内での好きな遊び、屋外での好きな場所や遊び、乗り物、そして友だちのことを記入するようになっています。

室内での好きなことはやはりテレビで、ほとんどの方がよく観ているようでした。特定のチャンネルや番組、CMを好んで観る人、録画もする人、テレビの出演者になりきる人など、テレビ大好きな方が多く、タブレットなどでYouTubeをよく観るという方もおられました。しかしテレビ以外となると、ゆるキャラに手紙を書く、メモ帳に落書きして破く、プチプチを潰す、広告紙をびりびりに破くなど、テレビほど時間を割く楽しみは少ないようです。また、テレビをつけていても観るわけではない、ジグソーパズルや写経をさせればするけれど、好きでやるわけではないと、好きなものを見つけてあげられないことを悩んでいる方もいらっしゃいました。

屋外での好きなこととなるとドライブや買い物を答える人が多く、週末は本人が行きたいところに親が連れていくという方は多くいらっしゃいました。しかし親も年を重ね体力的な不安から、この先子どもを連れて出かけられなくなると我が子の楽しみを奪ってしまうのではと心配される方もおられました。親が楽しみを提供できている間はいいのですが、どこかで別の楽しみを見つけてシフトチェンジをする必要があるのかもしれません。一方、自分で調べて予定を立て一人で好きなところに出かけるという方もいらっしゃいました。

「たまにはハートセンターで」という要望に応え、今月はハートセンター会議室で開催

友だちについては、全員が一般的に考える友だちはいないと答え、顔や名前を認識している人はいても、いっしょに出かけたり時間を過ごす相手はいないと言われていました。それでも、話はしなくても同じ場所にいて同じことをしてほしいと言われる方もいらっしゃいました。

今回話題になったのは余暇の過ごし方です。休日や帰宅後何もすることがなく退屈そうという声は複数の参加者から上がりました。知的障害のある人は小さいころから好きなことや楽しみが親任せになりがちです。経験を重ね好きなことが増えていけばいいのですが、障害特性やこだわりもあり、新しいことを受け入れ難い人もいるので、楽しみを見つけるのに苦労します。特に障害が重度なお子さんをお持ちの親御さんは悩みが深く、「よそのお子さんの話を聞いて、うちの子はできないことばかりだと思ってしまった。」と言われていました。また、「重い障害のある人たちが好む遊びや感覚刺激を知るためにも事業所に作業療法士の配置または職員さんに専門的な研修を受けさせてほしいとお願いした。」と言われる参加者もおられ、みなさん異口同音に賛成されていました。

次回は「コミュニケーションや社会性」「移動や外出時に配慮してほしいこと」のページを記入する予定です。続けて参加できなくても大丈夫ですので、ぜひご参加ください。

「長崎よかよか隊」初めての小学校出動!!

新型コロナの感染も収束とまではいかないまでも、やや落ち着きを見せてきた昨今、徐々に以前の日常を取り戻しつつあります。コロナ感染の懸念もあり出動する機会も少なかった「長崎よかよか隊」も少しずつお声掛けいただくようになりました。

長崎県下のすべての公立学校では5月から7月の一週間を”長崎っ子の心を見つめる教育週間”として、それぞれの学校で生徒がいのちの大切さを考える活動を行っています。この期間の研修として今回初めて諌早市の小学校にお声掛けいただきました。小学校の生徒を低学年・高学年に分けて2時間公演させていただきました。初めての小学生を対象とした活動ということで先駆的な啓発キャラバン隊でもあり長崎よかよか隊の師匠でもある”ひろしまあび隊”を参考に、新たに小学校低学年向け・高学年向けプログラムを作成しました。当日は自分と他の人との違いを認め、相手の立場に立って考え行動してほしいとの思いでプログラムを進行しました。参加された小学生の皆さんは質問にも元気に積極的に答えていただき、こちらも楽しくスムーズに進めることができました。

みはる台小学校高学年のみなさん

小学生の時から苦手なことや困難さを抱えて生活している障害のある人へ関心を持ち、理解してもらう取り組みはひいてはいじめをなくす一歩につながるかもしれません。”自分のことも人のことも大切に!”いのちの大切さを考えることにつながる経験になればと願った2時間の活動でした。       (Saya)

「親心の記録」を書いて考えたこと

今月の定例会は前回に引き続き「親心の記録」を記入しました。前回の定例会でも4年前に記入した内容に変更がある方や今回はあまり変更点はなかったけど今後利用するサービスに変化があるかもしれないと話される方がいらっしゃいました。

今回は『日常生活の様子』についてのページを記入しました。食事・入浴・トイレ・着替えなど日常生活における「できることと苦手なこと」「配慮が必要なこと」の項目を記入していきました。4年間で「できること」は増えたという人もいらっしゃいましたが、印象的だったのが「今までできていたことが最近できなくなってきた。」というお話でした。知的障害のある人は障害のない人に比べて老化が早いという話を聞いていましたが、実際生活を共にされている親御さんが身をもって感じられることに同じ知的障害のある子を持つ親として切ない気持ちになりました。”親なきあとのその先”を考え自分が亡くなり将来子どもが亡くなった時のお墓についても考えて、子ども亡き後の墓じまいに向けて具体的に動かれてる方もおられ、大変考えさせられました。また、全介助の子どもの入浴を一人で担われている方は、今は自分が何とかやっているが自分が高齢になってくると一人での入浴介助は厳しくなるので、入所施設の申し込みをしていると話される方もいらっしゃいました。「親心」とは今現在の生活と自分亡き後、そして子どもの将来の生活、そして亡き後まで思いを馳せることかも知れません。参加者の皆さんと話し合いながら、「親心の記録」の記入を進めることも”今”子どもの将来のために親ができることの一つかも知れません。

次回の定例会は久しぶりにハートセンターで行います。6月23日(木)10:00~茂里町2-41 長崎市障害福祉センター(ハートセンター)5階社会適応訓練室 「親心の記録」を書いてみましょう。参加者の皆さんとお話しながら書き進めると新しい気づきや再点検ができるかもしれません。     (Saya)