秋を満喫! 育成会バスハイクが実施されました

50万平米の広大な日本庭園の紅葉の美しさに参加者の皆さんも感激!

長崎県内の新型コロナ感染者も下げ止まりを見せていた11月6日(日)長崎市手をつなぐ育成会バスハイクを実施しました。コロナ感染者数も一時期の爆発的な増加はないもののまだ油断はできない状況下での実施ということもあり、バスの定員には余裕を持ち、参加者の皆さんには参加に当たっての諸注意を厳守していただきバスハイクを催行しました。行先は西九州新幹線の開通で盛り上がりを見せる武雄・嬉野方面!

武雄名物温泉湯豆腐定食に舌鼓

当日は雲一つない秋晴れ。集合場所のハートセンターには朝早くから多くの参加者の皆さんが集まられて、久しぶりのバスハイクを心待ちにされているようでした。大型バス2台を仕立たバスの中では、バスガイドさんの楽しいお話やゲームで旅の雰囲気も存分に楽しむことが出来ました。最初に訪れた嬉野の肥前夢街道では江戸時代初期の街並みを再現した街並みの中で忍者ショーや楽しいアトラクション、一度入るとなかなか脱出できないからくり屋敷を楽しみました。お昼は武雄に移動して温泉湯豆腐定食に舌鼓を打ち、その後の物産館でのショッピングでは両手いっぱいにお土産を買い求める人も。また、50万平米を有する御船山楽園では紅葉の日本庭園を散策し、最後は武雄宇宙科学館の見学と大変盛りだくさんの内容でした。参加された皆さんは「来年も絶対バスハイクに参加します!」「楽しかった!」「いい思い出が出来ました」とたくさんの嬉しいお声をいただきました。

コロナ禍の中、なかなか安心して旅行にも出かけられない状況が続いていますが、参加者の皆さんは日帰りとはいえ久しぶりに旅行に出かけてリフレッシュされたようでした。毎日の生活に追われる日々ですが、非日常に触れることが出来る”旅”は改めて素晴らしいと実感して帰路につきました。

 

育成会イベント『MLAP(ムラップ)音を楽しもう』開催!

朝夕は肌寒く感じるものの、日中の日差しの中ではまだ暑いと感じる11月3日文化の日に「ながさき知的障害児者生活サポート協会」の助成を得て育成会イベント『MLAP(ムラップ)音を楽しもう』を開催しました。

MLAP(ムラップ)とはあらゆる人に生涯に渡って音楽を楽しんでもらおうというプロジェクト『Music with Life for All Project』の頭文字を組み合わせたものです。福岡市手をつなぐ育成会が文部科学省の実践研究として3年間にわたり取り組まれた活動でもあります。福岡市育成会のホームページにアップされたオンラインセミナーを観て、ぜひ長崎でも体験してもらおうと、博多音楽療法コミュニティLINKSより米倉裕子先生をはじめ、野田さん、柴田さんをお招きし、楽しい時間を過ごしました。

先ずはみんなで大きな輪になりました

ギターに合わせてご挨拶!

グループに分かれてチーム名を決め、曲に合わせてはい!ポーズ!!
理事長も施設長もノリノリで参加!

たくさんの楽器も準備していただき、ド、レ、ミ…とそれぞれの音を担当。ドレミの曲に合わせて元気に自分の音を出しました。

自分の担当の音の順番が来ると目いっぱい音を出します。中には毎回音を出す人もいましたが、楽しんでいればそれもOK!

カラフルなバルーンを持って、揺らしたり回ったり、閉じたり広げたり、音楽に合わせて協力して動かします。

ギターやキーボードの演奏に合わせ声を出したり、歌ったり、身体を動かしたりしているうちに予定の90分はあっという間に終わってしまいました。40名の参加者もわくわく楽しい時間を過ごすことができ大満足のイベントとなりました。育成会スマイルくらぶの参加者や特別支援学校の生徒さんやその家族、ヘルパーさんや施設の職員さんなど初対面の方もいらっしゃいましたが、音楽に合わせていっしょに動くだけで楽しい時間を共有でき、「音楽っていいなあ~」と、音楽の持つ力を実感しました。