「新年親子のつどい」ならぬ「新年親のつどい」!

長崎市手をつなぐ育成会の恒例行事として利用者の皆さんが楽しみにされている”新年親子のつどい”ですが、コロナ禍にあるここ数年各事業所での分散開催となっていました。今年も参加者が一堂に会するのは感染のリスクが高いとして、各事業所で分散して開催(ZOOMを繋いでの式典(理事長の挨拶と来賓祝辞披露)と各事業所で事前に録画した動画の視聴)することになりました。コロナ禍前は利用者さん、会員さん、事業所の職員のみならず保護者さんも多数参加いただいていましたが、保護者さんの参加はここ数年ご遠慮いただいていたため残念に思われている方も多かったのではないでしょうか?せめて親子のつどいの様子だけでも見ていただけたらと、1月の定例会では各事業所の出し物と例年出演いただいているダンスユニット”バタフライ”のダンスを視聴していただきました。今年の出し物は「事業所の紹介」ということで、各事業所それぞれ趣向を凝らした演出で動画を作成されていました。今まで新年親子のつどいに参加されたことがない学齢期の子どもさんをお持ちの方は「まだ進路については全然未定だが、それぞれの事業所の特徴が分かり良かったし、何より利用者の皆さんの楽しまれている表情がとても良かった。」と感想を述べられていました。

後半は育成会活動(定例会の内容や研修会のテーマ、啓発など)についてざっくばらんに話し合いを行いました。現在、心理学を学ばれている方はメンタルヘルスの重要性を説かれ臨床心理士を講師に迎えて会員だけではなく職員も参加できる研修会を企画してみてはどうだろうと提案があったり、学齢期の子どもさんをお持ちの方からは学齢期前の保護者を対象にした定例会を開催してみては?など色々参考になるアイディアをいただきました。また前半で視聴した事業所の紹介のように福祉サービスの形態別(生活介護、B型、就労移行など)に特徴が分かるような動画の試聴会を企画して頂けるとありがたいというご意見もいただきました。今後はいただいた貴重なご意見を基に幅広い活動を展開していけたらと思いました。

次回の定例会は2月22日(水)10:00~ 育成会大橋事務所会議室にて    昨年実施した会員アンケートの結果を基に話し合ってみましょう。会員の皆さんがどんなことに不安を感じ、どんなことを悩み・考えられているのか。育成会のこと、将来のこと、福祉のこと、、、肩の力を抜いてざっくばらんに話し合ってみましょう!