成年後見制度を学ぼうpart2

4月の定例会は先月に引き続き「成年後見制度を学ぼう」というテーマで実施しました。今回は「障害のある人の家族のための成年後見セミナー」というウェブ上に公開されている動画を視聴し、その後みんなで意見交換をしました。まだまだ改善が必要な使い勝手の悪い制度という側面もあるようですが、必要とされている方もいらっしゃいます。学齢期のお子さんをお持ちの参加者もいらっしゃいましたが、みなさん真剣に話を聴かれていました。

視聴後のお話では「先ではわが子はグループホームのお世話になると思っているが、自分が死んだらホームの人が世話をしてくれるの?」「きょうだいに(お金を)使われるであろうことも覚悟して、それでもきょうだいに頼むしかない」「知らない人に後見人になってもらうより、わが子の様子を知っている事業所の支援者など福祉の人に面倒をみてもらいたい」「きょうだいにみてもらうのが理想だけど、きょうだいにはきょうだいの生活があるから頼めない」「ひとりっ子なので頼めそうな人がいない」など、それぞれに親なきあとへの不安を口にされました。

      視聴中のみなさん

一度後見人をつけると本人が亡くなるまで後見は続きます。後見人が先に亡くなれば、新しい後見人がつくことになります。後見人の希望は出せても、最終決定するのは裁判所です。今は親族より専門職(弁護士、司法書士、社会福祉士など)が選任される傾向にあるそうです。近年個人を後見人にするのではなく法人が後見人になる例もあります。「育成会が親の会として障害のある人たちを後見してほしい」という意見もあがり、みなさんうなづかれていました。

これまでも何度か成年後見を含む「親なきあと」について勉強してきましたが、これという答えを簡単に見つけられるようなものではありません。今後も視点を変えながら「親なきあと」について考える機会を作っていきたいと思います。

次回の定例会は5/20(木)10:00~12:00の予定で、育成会大橋事務所にて後見人の経験もある相談支援事業所いんくるの神林所長に成年後見人さんのお仕事などをお聞きしたいと思います。また終活の一つとして「成年後見ノート」をご紹介します。

毎年4月2日は世界自閉症啓発デーです!

毎年4月2日は国連が定めた「世界自閉症啓発デー」です。いやし・希望・平和を表す「青」をシンボルカラーとして、稲佐山電波塔、女神大橋、みらい長崎ココウォーク観覧車など長崎県内はもとより東京タワーや姫路城など日本各地でブルーライトアップが行われました。またライトアップだけでなく、長崎県自閉症協会と長崎発達支援親の会「のこのこ」でつくる実行委員会が主催して、4月2日から8日までの1週間、自閉症啓発ウィークとして長崎県庁1階エントランスホールにおいて、発達障害・自閉症を啓発するためのパネル・ポスターの展示や親の会の活動紹介なども行われました。今年はツナグアートワークスの協力を受け、自閉症や発達障害、知的障害のある方の作品が展示され、長崎市手をつなぐ育成会の会員でツナグアートワークスのメンバーでもある皆さんも、ありのままに自由に表現され、見る人の心がほっこり温かくなるような素敵な作品を出品されていました。コロナ禍の中、大規模なイベントは開催できませんが、こうしたささやかでも地道な啓発活動で一人でも多くの人に自閉症や知的障害を理解して頂きたいと思いました。

来場者にメッセージを書いていただき満開のさくら
パネルやポスターで自閉症や親の会の活動について紹介