心に栄養を注ぎましょう

今年も残すところあと1か月となりました。時の流れの速さについて行けず、あたふたして過ごしています。体調管理に気を付けて健康第一で過ごしたいですね。

10月24日(火)ハートセンターの研修室にて、就学前の保護者を対象に長崎市家族支援ワークショップの第2回目を開催しました。

最初の自己紹介では、自分を動物にたとえてその理由を付け加えながら楽しくお話をしていただき、少しずつ緊張もとけてこられたようです。

 障がいのある子を持つ親に起こりがちな出来事や、障がいと夫婦関係、親が自分のために出来る事などについて述べてあるスライド「心に栄養を注ぎましょう」を使ってのワークをしました。スライドの最後は、『私もOK,あなたもOK。過去と他人は変えられない。変えられるのは、自分と未来。どんな気持ちもあっていい』という言葉で締めくくられています。これは、心理学の世界で心の栄養になる言葉だそうです。身体の健康を保つために栄養が必要であるのと同じように、心の健康を保つために必要なものは『認められたという実感』です。

 次の「親の本音チェックシート」という点検ワークでは、若い皆さんの前向きな姿勢に世代の違いを感じ、「うちの子に合う学校選び」というテーマでのグループトークでは、現在の不安な気持ちなど聴くことができました。中には、すでに地域の学校に決めているという人もいましたが、これから見学や相談などを通して決めていかれるようでした。最後は「回転木馬のワーク」という、自分のプチ自慢をしてみなさんから拍手をしていただくワークです。普段はできない自慢話をして、お互いを褒め合うことで自己肯定感を高めた皆さんの笑顔で終了することができました。

 次回は、今年度最後のワークショップとなります。平成30年3月17日(土)ハートセンター2階研修室にて、学齢期の保護者対象のプログラムです。「自分の気持ちを見つめることは大事です」というテーマで、「気持ちと行動の関係」や「気持ちを知れば行動が 変わる?」という内容のスライドと「思い込みや固定観念チェックシート」を使って、あなたの考え方のくせを見つけるという内容のワークです。みなさんの参加をお待ちしています。興味はあるけど、1人で行くのは心細い方は、ぜひ、お友だちを誘ってご参加ください。一人でも多くの笑顔が広がりますように、心から願っています。