「わが子の暮らしに必要な金額は?」

山々の緑がひときわまぶしく清々しい季節になりました。暑い夏ももうそこまで来ているようですね!

 5月の定例会は「わが子の暮らしに必要な金額は?」というテーマで話し合ってみました。わが子の将来の暮らし方と一口で言っても、人それぞれで答えがある訳ではありませんが、親にとっては切実な問題です。「終の棲家としてどこを考えていますか」という問いに、「自宅」、「一人暮らし」、「施設入所」、「グループホーム」と様々な答えがあがりました。「年金と工賃で暮らせるのか」、「いくらくらい貯金があればいいのか」、「親の退職後の医療保険はどうなるのか」など、参加者の皆さんもわが子の将来に対して、疑問や不安をお持ちのようでしたので、まずは現在のわが子に関する収支を考えてみました。給料や工賃、年金などの収入から、食費、日用品費、交通費、医療費、光熱費などを支出として差し引くと現在の1か月の収支を把握することができます。「将来グループホームを利用すると必要となってくる経費はどれくらいなのか?」の問いに対しては、育成会のグループホーム入居者の方の家賃や生活費を例にして教えていただき大変参考になりました。親としての希望は、自分の趣味や外出など人生の楽しみを感じながら生活し続けてほしいというのが大方の意見でしたので、その願いに近づくために次回の定例会ではさらに話を一歩進めてみたいと思います。生命保険会社の専門家(ライフプランコンサルタント)をお招きして、障害のあるこどものいる家庭をモデルケースにライフプランを作成していただき、将来に向けてのお金の蓄え方、残し方等を勉強する予定です。なかなか人には聞けないことなので、是非この機会に具体的なお話を聞いたり質問をしてみましょう。皆さんのご参加をお待ちしています。

日時:6月22日(木) 10:00~12:00

場所:ハートセンター 5階 会議室 

  ※場所がいつもと違いますのでご注意ください。