わかりやすく伝えよう

9月に入り、日中はまだまだ暑い日が続いていますが、朝晩は涼しさを感じるようになってきましたね。夏の疲れが出やすい頃なので、体調を崩されないようにお過ごしください。

今回の定例会は「障害者基本計画・わかりやすい版」を利用して参加者の皆さんと意見交換をしながら、障害者基本計画の内容についての理解を深めていきました。

「障害者基本計画」とは、障害のある人を手助けする制度やサービスをよくするために国が作っている計画です。さらに、その内容を誰にでもわかりやすくなるようにと、特別支援学校の先生や生徒さんと話し合いながら作られた「障害者基本計画・わかりやすい版」が内閣府より公開されました。普段、サービスなどを利用していても、国の計画や内容まで知る機会はあまりないようで、皆さん関心を持って読んでおられました。

障害があっても地域で安心して暮らすことや、権利は守られなければなりませんが、地域によっては計画の内容について、まだまだ障害のある人たちへの理解がすすんでいない部分もあるようだとの意見もありました。しかし、話をしていくうちに「わかりやすい版」が作られたことは、障害のある人にも計画の内容を理解してほしいということで意味のあることだとも感じられたようです。以前、長崎市からパブリックコメントの募集があった際、皆さんにもご意見などを提案していただきました。これからも、まずは身近なところから障害に対しての理解を深めてもらえるように、どんな手助けや工夫が必要なのかも伝えていくことが大事なことなのではないかと感じました。

 

<9月・10月の定例会>

9月15日(火)13:00~15:00

10月14日(水)10:00~12:00

場所:タイムケア事務局(茂里町電停前ローソン2F)にて