「障害のある人の余暇活動の充実について」

障害のある人の余暇活動の一つとしてヘルパーさんとの外出がありますが、ご家族とあるいはお一人での外出を好まれる方は今まで移動支援はあまり必要性を感じられなかったかもしれません。しかし、長時間のマンツーマンでの支援は必要ないけど、ピンポイントでちょっとした支援をしてくれる人が同行してくれたらもっと余暇活動が充実するのに、、、と考えられる方は少なくないのではないでしょうか。例えば、映画館などの施設や乗り物のチケット購入時、外食時の注文の際、また電車やバスの乗り換えなど支援してもらえるともっと活動の幅が広がるかもしれません。加えて友達と一緒にお出かけした時に困ったときだけ支援してくれるヘルパーがいたらいいのにと思われてる方もいらっしゃるかもしれません。そこで長崎市の日中一時支援事業である移動支援のグループ型支援について育成会ヘルパーステーションの蛭子課長に説明いただきました。友達同士やグループホームの入居者同士でのお出かけに活用できそうなサービスに、参加者の皆さんも興味津々のようで、使い方についていろんな質問があがっていました。その後は移動支援について課長と意見交換の時間となり、日頃皆さんが感じていることや要望などにお答えいただきました。また遠くは熊本へ移動支援を利用してヘルパーさんと行かれた話などいくつかの活動内容を具体的に教えていただき、「楽しそうな活動!」とか「そんな利用ならうちの子も楽しめそう!」など様々な声が上がりました。いずれにせよそれぞれ自分に合った支援をしてもらうことで余暇活動の幅が広がり、余暇の充実が図れれるようになるといいですね。

次回の定例会は1月19日(火)10:00~12:00 育成会大橋事務所会議室で「親心の記録」を皆さんで記入してみましょう。一昨年5回シリーズで取り上げたテーマですが、歳を重ねたことで変化した状況もあるかもしれません。何かあった時に困らないためにも、最新の情報を記入し常々アップデートしていきましょう。