意識してやってみよう!

梅雨の時期、雨の日が続くと気持ちが沈んでしまいそうですが、あちらこちらであじさいの花がとてもきれいに咲いているのをみると、この雨も少し楽しみに感じられそうです。

5月19日(火)13時より「地域の味方を増やそう!」というテーマで定例会を開催しました。今回は、全日本手をつなぐ育成会連合会より発行された「知ってほしい・知っておきたい~知的障害者と警察」という冊子をもとに、地域で安心して暮らしていくために親として何ができるのかを皆さんと一緒に考えてみました。

子どもが行方不明になったとき、警察に捜索をお願いしたり、保護していただいた経験があるかたもおられるのではないでしょうか。困った時にはとても頼りになる警察ですが、その一方で、知的障害への理解が十分でなかった場合には、障害特性による言動が誤解され不審者として扱われることもあるようです。また、小さいころは大目に見てもらえていたようなことでも、大人になると犯罪だと思われることがあります。本人にとって悪気はないので、親としてもあまり意識していないことや知的障害があるから仕方ないと思っている気持ちがあるかもしれないですね。

親として子どもの自立を願うのは言うまでもなく、一人で外出ができたり行動範囲が広がることは嬉しいものですが、地域で生きていくためには障害のあるなしにかかわらず社会のマナーやルールを身につけ、やっていいこと、悪いことを覚えていくように親も意識を持って関わっていくことが重要になるのではないでしょうか。また、警察をはじめ地域に理解者を増やす努力を続けていくことも忘れてはいけないと感じた定例会でした。

育成会の広報誌「あじさい」116号にも定例会の様子を詳しく掲載しておりますので、あわせてご覧ください。

 

<6月以降の定例会>

6月26日(金)10:00~12:00 ハートセンター5F社会適応訓練室にて

        「障害のある人と食生活」について 栄養士さんをお招きしてお話を伺います。

7月16日(木)13:00~15:00 育成会タイムケア事務局(茂里町電停前ローソン2F)にて