2月の定例会は当会グループホーム事業の中平課長にグループホームについてのお話をお聞きするという企画でご案内したところ、これまでの最高記録21名の参加者がありました。
「いつかはグループホームに」という声は聞きますが、同時に「うちの子は自立できていないので無理かなあ」という声もよく聞きます。現在育成会のグループホームはケアホームも含めると12棟ありますが、どのような方たちがどのような支援を受けて生活されているのか、費用はどれくらいかかるのかなどお話していただきました。
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当会のケアホームを除くグループホームには区分なしの方から区分6、年齢も 29歳から73歳までの方が入居され、日常生活のできない部分は支援してもらいながら生活されています。世話人さんや看護師さんが健康管理や通院介助をされており、全員定期的な歯科受診もされているそうです。気になる生活費はホームの家賃によって変わりますが、お小遣いをいれて75,000円程度、成年後見制度を利用されている方は10名ほどおられるそうです。
一通りホームの説明が終わると次々に質問が上がりました。「入居するときに何を準備すればいい?」「事故や虐待が心配だけどカメラは付いてる?」「入居するための基準(こういうことができなければならない)がある?」「うちの子は細かいことができないけど、グループホームとケアホーム、どちらを選べばいい?」「入居するのにどんな手順を踏めばいい?」「どうやって入居者を決めてるの?」「本人がホームを嫌がるのでどうしたらいい?」などなど、日頃より気になっていたことに対して、中平課長がひとつひとつ丁寧に説明してくださいました。「2時間ももつかな。」と心配されていた課長でしたが、時間いっぱい使って定例会は終了しました。詳しい内容はあじさい169号でお知らせします。
3月の定例会は当会でもお招きしたことのある「親なきあと相談室」主宰の障害のある子の親でもあり、行政書士でもある渡辺伸さんのオンラインセミナー「”親なきあと”相談事例とアドバイス」を視聴します。
とき:3月14日 13:00~14:30
ところ:育成会生活支援センター会議室(大橋)










障害のある子どもを持つ親にとって、親なき後わが子が”いつ””どこで””誰と””どのように”暮らすのかは大きな問題です。また、暮らし方と共に障害のある人の親なき後を考えるときキーポイントとなる成年後見制度も親にとって避けては通れない課題です。知的障害のある人にとって利用しにくいといわれている成年後見制度ですが、全国手をつなぐ育成会連合会などの働きかけで今後、少しずつ利用しやすくなりそうだとの解説にわずかな希望を感じました。また全国的に障害のある人の高齢化問題が話題に上がりますが、入所施設においても障害のある高齢の利用者と、若い元気な障害のある利用者が同じ施設で生活する”8020”問題があり、事実利用者同士がぶつかり合ってけがをするという事例もあるそうです。ある県の障害者入所施設では新たに高齢者用の施設(別館)を建設したという報告もありました。いずれにせよ関係者だけではなく広く国民的な議論を展開していくべきことではないかとの説明に、将来的にいい方向性が見いだせればと思いました。




