一人で行けたよ!

前回、「ハートセンターまで一人で行けるようになるといいですね。」というお話をしましたが、今回は一人で行けたお話を…。

Aさんは、それほどおしゃべりではありませんが、聞かれたことには笑顔で返事をする明るい女の子。いつもはお母さんとタイムケアには来ていました。

ところが、ある日、お母さんから「今日は一人で行かせたのですが、もう到着しましたか?」と電話がありました。家を出た時間からすると、とっくに着いてもいい時間だったのですが、集合時間を過ぎても姿を現さず、近くを探しても姿は見えません。みんな心配して不安になりましたが、お母さんもすぐに向かいますとの事だったので、スタッフを1名残して、予定より20分ほど遅れて活動に出発する事にしました。

結局、みんなが出発してほどなく、Aさんはハートセンターに自力で到着。Aさんの話から推測すると、茂里町で降りられずに終点まで行ってしまったようで、折り返してまたまた茂里町で降り損ない、別の電停で降りたAさんは、歩いてハートセンターまでやって来たのでした!!きっとAさんにとっては大冒険だったことでしょう。でも、この大冒険は、Aさんにはとても大切な経験になったはずです。

全日本手をつなぐ育成会作成の”家族支援プロジェクト”の中にも「トライアンドエラー(試行錯誤)を繰り返しながら、成長する」と書かれています。失敗したけど、自力でたどり着いたという経験は、Aさんの自信につながったでしょうし、お母さんの子離れにも弾みをつけたのではないでしょうか。

この日は、到着を待っていたスタッフと一緒に、一足送れて活動に参加したAさんでしたが、合流した時の表情は晴れ晴れとした笑顔でした。その後も、みんなと楽しく活動出来ました。

今日は「KTN訪問」「元宮フエルト小物作り」「歴史文化博物館&玉屋レストラン」「ポニーランド&現川河川公園」の報告です。

726.jpgKTN訪問

午後からKTNの見学に行く事になっていたので、少し早めにお弁当を食べる事にしました。しかし、お弁当屋さんの配達が間に合いそうになかったので、「お弁当を取りにつきあってくれる人!」とお願いしたところ、写真の3名有志が手をあげてくれ、手伝ってくれました。ありがとう!

子どもたちはいろんな場面で、あるときは「するする!」と張り切って、あるときは「え~っdown」と渋々と、そしてまたあるときは「イヤだ~。」と言いながら手伝ってくれます。誰かが手伝って褒められると、「自分も!」という気になるようで、これは相乗効果ですね。

726102.jpg午後からのKTNでは、さすが業界の人(?)と言う感じの綺麗なお姉さんが案内して下さり、夕方のニュース「スーパーGOPAN」のスタジオを見学させていただきました。記念写真も撮らせていただき、その上、下敷きやストラップ、ボールペンまでプレゼントしていただきました。質問タイムでは他局の番組のことを聞くので、ハラハラしましたが、笑顔で対応して下さいました。

ありがとうございましたhappy01

 

729.jpg●元宮フエルト小物作り

夏休みの作品作り第1弾sign03 フエルトを使ってマスコット作りをしました。

自分からどんどん作っていくお子さんもいれば、スタッフの手を借りながら、徐々に形にしていくお子さんもいます。得意でも苦手でも、先ずはチャレンジしてみる事が、育成会タイムケアのモットーです。どれも力作揃いですね。

730.jpg●歴史文化博物館&玉屋レストラン

歴史文化博物館の展示室を見学しました。タイムケアの子どもたちは、歴史的なものには、あまり関心のないお子さんが多いのですが、何事も経験です。展示物には関心が薄くても、公共の場所に行って、そこでのマナーや団体行動に慣れる事を体得してくれればと思います。

午前中、ちょっと堅苦しかった分、お昼は玉屋のレストランで好きなものを食べました。restaurant まんぷくになったかな?

731.jpg●ポニーランド&川遊び

長崎市木場町にあるポニーランドに乗馬に行ってきました。

このところ雨が続いていて、久々の乗馬となりました。参加したみんなは馬に乗ったり、えさやりしたり、馬とのふれあいを楽しんだようでした。

午後からは、現川の河川公園で水遊びをしました。私たちの他にも数人の子どもたちが遊んでいましたが、途中からは貸し切り状態で、みんな大好きな川遊びを満喫しました。