チャレンジクラブフレンズのブログ

 ある日の活動で参加者のひとりが「タイムケアのブログは、全然更新されてないですよ。担当の人に言ってください。」と、その日のスタッフに言ったそうです。それを聞かされた時、ほんとうに申し訳ない気持ちでいっぱいになりましたが、チェックしてくれている参加者もいることが分かり、嬉しくもありました。その言葉にお尻を叩かれ、「よし!また頑張ろう!」と思った担当者の私です。

●障害者アート作品展

 長崎市が毎年開催している「障害者アート作品展」も6回を数え、タイムケアでも毎年出品してきました。

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今年もタイムケアと育成会の余暇活動である夢くらぶの合同で作った作品を出品したのですが、なんと、「手芸・工芸の部」で優秀賞をいただきましたsign03 happy02

 毎年、どんな作品にしようかとスタッフも頭を悩ますのですが、今年は細く裂いた布を三つ編みにして、それをくるくる渦巻き状にして花のモチーフを作り、それを並べて花束に見立て、花かごを作って「世界に一つだけの花束」というタイトルで出品しました。三つ編みをするのが難しいのではないかという意見もスタッフの中にはあったのですが、支援しながら挑戦してもらおうということになりました。3本の布をテープで机に固定することで編みやすくなったようで、実際やってもらうと、要領を得て熱心に取り組む人も多かったようです。集中して何かに取り組むことが苦手な人も多いのですが、想像以上の熱心さにスタッフも驚いたようでした。
 
「できないだろう」「難しいだろう」は支援者側の一方的な想像であり、その思い込みが本人の体験する機会や可能性を奪うことになります。「どうすればできるのか?」と、工夫しながらこれからも取り組んでいきたいと思います。