前回、参加者に対しマンツーマンで対応する場合とそうでない場合があるというお話をしましたが、それに関連したお話をひとつ。
スタッフミーティングの際に、あるスタッフがこういう報告をしてくれました。
「ある日Aさんが何度かみんなと違う行動をしようとするので、理由を聞いてみると、『Bさんはいつも好きなように動き回るのに、どうして私はダメなんですか?』と言ったそうです。『Bさんにはスタッフがついてるけど、Aさんにはついていないから、みんなといっしょにいないと、見失ったりして心配になるから。』と答えたんですが、スタッフがついていないお子さんに、今以上にもっともっと気を配ってあげなきゃいけないと思いました。」
マンツーマンで対応するお子さんは、スタッフが1人(場合によっては2人)ついて一緒に活動します。そうでないお子さんたちは、自ら進んで、またはスタッフの声掛けで団体行動ができるお子さんなので、当然誰かがつきっきりというわけではありません。もちろん、スタッフが話しかけたり、活動に誘ったりするので、マンツーマンではないお子さんが活動中ひとりというわけでもありません。
Bさんは、1ヶ所にじっとしているのが苦手なお子さんなので、Aさんからすると、好きなように動き回っていると感じたのでしょうね。担当がいるから自由に動き回れるのではなく、動き回るから担当がついているのですが、Aさんにしてみれば、それが羨ましく、不平等に感じたのかもしれません。
改めて、もっともっと子どもたちの言葉に耳を傾け、それぞれの想いを受け止めてあげなくてはいけないなと、皆が感じたスタッフミーティングでした。
今日が今年最後のブログ更新です。12/29~1/3は育成会のタイムケアはお休みをいただきますが、1/4から、「体験・仲間作り・余暇の充実」を目指して、張り切って活動していきます それではよいお年をお迎え下さい。
おっと、このあとの活動の様子も読んで下さいね~