旅立ちのとき…

 春は別れと出会いの季節ですね。

 障がい児対象のタイムケアは高校3年生の3月までしか利用していただけないので、3月の卒業と同時にタイムケアも卒業になります。スタッフにとっても子どもたちとの別れは寂しい限りで、わが子の巣立ちのように感慨深いものがあります。そして、タイムケア活動の中での仲間との楽しいやりとりや、我慢したこと、挑戦したこと、失敗してがっかりしたこと、成功して大喜びしたこと・・・、これらのたくさんの思い出や経験を、新しい生活の中でも生かしてもらえたらなあと願っています。

 また、子どもたちだけでなく、タイムケアにスタッフとして来てくれていた大学生も、卒業を迎えて巣立っていく人もいます。タイムケアの中で、障がいのある子どもたちと関わって感じた事や、身についたことを忘れずに、これからもそれぞれの地域で、障がいのある方達への良き理解者、支援者になってもらいたいと願っています。

では、春休みの活動からいくつかご紹介します。春休みもたくさんの子どもたちが利用してくれました。楽しい思い出がたくさんできたかな?

  

 

●ウルトラマンアート展

327.jpg   3272.jpg

県立美術館で開催されていた『ウルトラマンアート展』を観に行きました。学童の子どもたちも大勢予約が入っているとの事だったので、少し時間をずらして、お昼前に行きました。よく大声を出す子がいて、事前に「静かに観る。」という約束をしました。結果は…?スタッフより「比較的静かにできました。」との報告がありました。頑張ったね。

近くのレストランでの昼食後、水辺の森で遊びました。走り回ったりする子もいて、のびのびとできたようです。

●長崎港巡り

328.jpg 長崎港のクルージングに出かけました。春とはいえ、まだ少し風は肌寒く感じる事もありましたが、みんなは元気いっぱいで、海風を浴びていました。

クルージング後、大波止ターミナル内のレストランで昼食を取りました。

帰りは、「歩きたい!」というみんなの声に応えて、大波止からハートセンターまで歩いて帰りました。みんな健脚ですね~coldsweats01

●立山公園花見

3301.jpg

長崎市の桜の名所、立山公園にお花見に出かけました。

今年は桜の開花が例年より遅いとの事で、満開cherryblossomとはいきませんでしたが、まずまずの見頃でした。

と言っても、子どもたちは花より団子!花を見るより出店や公園の遊具の方が嬉しかったようです。出店はぐっと我慢で、素通りです。

桜をバックに、すてきな笑顔のAさんです。普段から、グラビア大好きなAさんは、写真を撮る時の笑顔もポーズも決まってますね~heart

 

 

 ●グラバー園

42.jpg春の陽気に誘われて、グラバー園を散策しました。

ハートの石がどこにあるかも、バッチリ頭に入っている子もいます。

歴史ある建物を見るよりも、池の鯉が気になる子もいます。

グラバー園に行くまでのバスが楽しみな子もいます。

活動の中には様々な楽しみが隠されているんですねwink

●科学館

44.jpg春休み中、おもしろ実験が行われているということで、科学館に行きました。

展示室を見たりした後、おもしろ実験を見ました。でんじろう先生(?)みたいな白衣のお兄さんに、何が始まるのかドキドキheart02

午後からはプラネタリウムを観ました。

 ●唐八景公園

472.jpg47.jpgとっても青空の綺麗な日、唐八景公園に行きました。

人も少なかったので、大きな遊具でゆったり遊べて、みんな大満足。

青空の下で食べるお弁当はとてもおいしくて、展望台からの見晴らしも絶景でした~scissors