「ほめてますか?わが子のこと」

長崎市街を華やかに彩ったランタンフェスティバルも閉幕し少し寂しい気持ちもありますが、少しずつ春の訪れを感じる今日この頃です。寒暖差が厳しい時期なので、体調にはくれぐれもお気をつけください。

 2月の定例会は「ほめてますか?わが子のこと」というテーマで話し合ってみました。今まで出来なかったことができた時や、手伝いをしてくれた時、また自分が忘れていたことを教えてくれた時など、積極的にほめていらっしゃるようでした。また、「ありがとう」と、感謝の言葉も積極的に掛けるように心がけている方もいらっしゃいました。しかし、一方では、最初はほめたり感謝していたのに、そのことが当たり前になってしまうとほめなくなったり、心のこもらないほめ方になってしまう方や感謝の言葉をかけていなかったと気づかれた方もいらっしゃったようです。自分に余裕があるときや気分がいい時は、感謝の言葉が出やすいという意見にはみなさん頷かれていました。「そのほめ方は年相応と言えるほめ方ですか?」との問いには、「難しい言葉では伝わらない」「小さい頃からの延長なので、幼児的なほめ方をしてしまっている」と、いう方が非常に多くいらっしゃいました。

 ほめられると誰でも嬉しいものですよね。本人に分かるような言葉でほめたり、感謝したり、自分が間違っているときには素直に謝まることは、障害のあるわが子をひとりの人として認め大切にするということです。自己肯定感を高めることは、その人の持っている力を成長させ、その人らしい人生を歩む原動力になるのではないでしょうか。

 次回の定例会は「事業所とのコミュニケーション、どうとってますか?」というテーマで話し合ってみましょう。子どもが通う事業所とのやりとり、皆さんは普段どのようにされているのでしょう?家庭と福祉事業所は両輪の役割とよく言われますが、意思の疎通をよりよく図るため皆さんで話し合ってみましょう!

日時:3月20日(火)13:00~15:00 場所:タイムケア事務局「フレンズ」 茂里町ローソン2F