違いを知ろう!

6月になり、長崎も梅雨入りしました。これからしばらくは、気持ちも沈みがちになりますが、梅雨の晴れ間を少しでも楽しみながら、この時期を乗り越えたいですね。

5月の定例会は、『「サービス等利用計画」って?』というテーマで利用計画書の必要性や作成の流れ、セルフプランとの違いなどを、相談支援事業いんくるの松下主任より詳しく説明していただきながら、参加者と一緒に理解を深めていきました。

障害福祉サービスを利用するためには、相談支援事業所と契約し、相談支援専門員が利用者の希望を聴き取って「サービス等利用計画案」を作成します。その後、障害福祉課へ計画書を提出してサービス支給量が決定され受給者証が送られてきます。長崎市では本人が希望すればセルフプランでの提出も可能となっていますが、今年度より「サービス等利用計画書」の提出を求められるようになっているとのことです。今回の参加者にもセルフプラン利用が16人中11人もおられたので、受給者証の更新時期になりあわてることがないようにできるといいですね。

現在、計画相談を利用している人は、各関係機関で本人についての共通理解をされるので安心して支援が受けられているようです。また、セルフプランを利用している人は、やっと提出書類の書き方にも慣れたところに、これから相談支援事業所を探したり、契約手続きやモニタリングなど面倒なイメージがあるようでした。しかし、第三者が中立の立場で、本人にとって必要なサービス計画を立てることで公平性が保たれ、今後利用するサービスの内容を変える場合も手続き等がスムーズにできるのではないかと感じました。相談支援事業所を利用することで、これから先の安心へつながっていくのではないでしょうか。

 長崎市育成会では、今年度の4月に3か所の相談支援事業所(つなぐ・ひかり・みどり)を立ち上げ、各事業所との連携を図りながら、利用者の皆さんの意向を大切にした計画作成を丁寧に進めております。

 

<6月の定例会>

6月14日(火) 10:00~12:00 「どうしてる?災害への備え」

場所:タイムケア事務局(茂里町電停前ローソン2F)にて

 

 

 

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