令和2年度の夢工房みどりを振り返って

今年度もあとわずかとなりました。昨年度末からの新型コロナウイルス感染症で大きな影響がありましたが、その中でも様々な新しい取り組みや変化がありました。

今年度の夢工房みどりの一年を『日中活動の4本柱』に沿って振り返っていきたいと思います。

生活

今年度は班替えがあり、新しい班での当番や委員会の仕事など役割を持っていただきました。二班合同の『ユニット』での活動も定着してきました。

班活動では生活支援に力を入れました。2~3ヶ月通して同じテーマに取り組み、映像を見たり日頃を振り返りながら仲間と一緒に気持ちよく生活すること、協力できることについて考えました。

仕事

作業室の机や椅子の配置を各班の利用者の様子に合わせて、集中して取り組みやすくなる環境づくりを行いました。また作業室以外でもお一人おひとりが取り組みやすい場所ややり方で仕事に取り組んでいただけるように工夫を重ねています。

また、仕事委員会が毎日の連絡で本日の取り組む数をわかりやすく伝え、見通しを持って取り組んでいます。

運動

朝の体操ではラジオ体操の後にダンス運動を行っています。リズムに乗って笑顔で身体を動かせるようになり、室内のトレーニングでは、機器を使用し効率よく運動を行えました。

また、ストレッチ、体操、ダンスを4ヶ月間同じ内容で行うことで、曲がかかると自然と身体が動く方が多く見られるようになりました。

余暇

休日営業ではコロナ禍の中で変更などがありましたが、事業所内での新しい行事を楽しむことができました。

誕生日の方の好きなことを紹介する誕生日パーティはみなさんがとても楽しみにされている活動です。工夫された紹介で歌ったりクイズをしたりお互いのことを知りながら、盛り上がりました。

 

令和2年度もあっという間に過ぎたように感じます。今年度は新型コロナ感染症の話題で暗いニュースが多かった中で、利用者の皆さんが変わらず元気に出勤していただき、ホッとしています。

次年度もまだまだコロナの影響があるかもしれませんが、事業所での感染症対策もしっかりと行いながら、活動や支援を充実させていければと思います。

また次年度もよろしくお願いいたします。