活動での新たな活躍にきらりほっと

急に冷え込んできましたね。今年は個人的に例年以上に“季節の変わり目”を感じていますが、いかがでしょうか?事業所では日帰り旅行があったり、忘年会や新年親子の集いの準備などバタバタとしながらも、楽しみが多い時期です。

そんな中での今月のきらりほっとです。

私が職員室にいると職員の皆さんから「〇〇さんが今△△の活動を頑張られていますよ」とか「この活動をぜひ見に来てください」と嬉しそうに声をかけてくれます。駆け付けてみるときらりほっとする場面に出会うことができます。本当に感謝ですね。

毎月誕生日パーティがあるのですが、その運営・進行は余暇委員会の皆さんが行っています。飾りつけなどの準備から司会、歌の指揮など様々な役割を持って運営されています。

Aさんはあまり声を出されない方で、文字や現物を見ていただいて行動をしてもらっています。そんなAさんが今月初めて司会をされたのですが、司会原稿を持っていただきマイクを向けると「つぎは、、〇〇さん、、です、、よろしく、、おねがい、、します」とはっきりと言われていました。「施設長~」と私も呼ばれていくと、何年か前の旅行のカラオケ以来かな?というくらいに、いやその時以上にはっきりとした言葉で、しかも司会進行をされている姿に感動しました。その場にいる全員が言葉に聞き入って歓声があがっていました。Aさんご本人は特別なことはされていないというご様子でしたが、歓声に包まれた雰囲気には喜ばれているようでした。

また、Bさんはこれまであまり積極的な参加をされていなかったのですが、誕生日の方へのお祝いコメントの後にマイクを向けると「ありがとぅ」と優しい声で言われ、3ヵ月前くらいから”ありがとう”と言う役を担っています。それも素敵な姿で、Bさんが「ありがとう」と言われるたびに温かい雰囲気に包まれます。

日頃から活動の中で、できること・得意なことを活かしていただくように支援していますが、できるんじゃないかなぁということにチャレンジしてもらったり、ご本人ができると自信を持てるように支援できると、新たな発見とご本人の取り組み方が変わって、またそれが職員にとってきらりほっととなっています。