今年度も2ヶ月が過ぎました。個人的には色々と慌ただしくあっという間でした。以前利用者の方に、「今日は雲一つなくて気持ちいいですね」と言われたときに、その時もバタバタと過ごしていたので、「ホント雲一つないことにも気づいてなかったです。」と、周りの移ろいに気づく余裕がなかったことに気づかされたのですが、ちょうど今日もその方と会話をしながらそれを思い出していたところです。
さて、きらりほっとの記事としては少し久しぶりですが、今月の会議で挙がったものを紹介したいと思います。
今月は表題にあるように、さらりとした思いやりと行動の話が多く挙がりました。Aさんは食事場面でティッシュが必要なのに気づいてサッとそのテーブルに持ってきてくれました。Bさんは他の方が作業帽子を探しているのを見てある場所に気づいてサッと持ってきてくれました。Cさんは新しい職員が作業準備をしていて他の利用者の皆さんの座る場所がわからないでいるのを見て、さらりと教えてくれました。Cさんは利用当初はほとんどご自分から話をされることがなかったので、すごいことです。Dさんは、いつも穏やかな雰囲気で、周りの方に安心されている存在ですが、廊下に長くいた利用者の方に休憩のときにお茶を入れて持ってきてくれます。職員もお茶を飲んでいないなぁと思うと「どうぞ~」と持ってきて気にかけてくれます。
利用者の皆さんはよく周りの仲間や職員の困りごとに気づいて、惜しみなく助けてくれます。その行動は自然と、さらりとされていて、とても素敵だなと思います。また、今月は職員の言葉や姿勢へのきらりほっともいくつか挙がりました。職員同士でもよいところを見つけ合って、いい刺激を受けながら、利用者の方への支援に繋げていければと感じています。