夢工房みどりへのご要望

新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年度は9日間の休みがあり、ゆっくりと休養できた方、御親戚の家に行くなど忙しく過ごされた方、少し長くて退屈だったという方、様々な感想を伺いました。毎年干支の話をさせていただくのですが、2025年はへび年で、脱皮から連想される”新たな成長”の年らしいです。ただし、成果が出るのは個人差があるようで、皆さんにはこれまで通り、ご自分のペースで焦らずにコツコツと毎日を過ごしていただければと思います。

今回は、昨年末に挙げたかった内容を少し遅れましたがご紹介したいと思います。

昨年に本人活動で『他己紹介』のプログラムを実施しました。相手のことを紹介することで、その人のことをもっと知るという仲間づくりのプログラムです。その項目の中に本人活動準備委員の方が「施設長にお願いしたいこと」という項目を考えられ、その結果が掲示されました。

企画を伺って、どんなご要望が出るのだろうとワクワクドキドキしました。行事や活動の内容かなぁと予想していたのですが、以下のようになりました。

まず目についたのは「ゆっくりさせて」でした。今年はリフレッシュ活動の回数が増えていて、ゆっくりした活動が多いと思っていましたが、「ゆっくりしたい」じゃなくて「ゆっくりさせて」なので、日頃のバタバタ感があるのか、活動ではなく雰囲気や気持ちの部分なのか、考えさせられました。

あとは「エプロンを結んでほしい」と「好きです」です。もっと丁寧に、利用者の皆さんと関わる時間を大切にしていかないといけないと改めて感じました。これからも「好きです」と言っていただけるように頑張りたいと思います。

活動の後に本人活動委員の皆さんに回答を行う会を開いていただいて、その後、他の内容についてもコメントを貼って、掲示させていただいています。皆さんの生の声をいただけたとても面白い活動だったのでご紹介させていただきました。

2025年も皆さんとたくさん話をしながら、夢工房みどりを作っていけたらなと思います。