職員同士でもきらりほっと

毎日まだまだ暑いですね。今年度6月から労働安全衛生規則が改正されて、熱中症対策が義務化もされました。室内でも熱中症にかかるという報道もありますので、今月は事業所の具体目標を「熱中症予防対策をしよう」と挙げて、水分補給、衣服の調整、温度調整などに気をつけて支援を行っています。

少し久しぶりですが、今月のきらりほっとをご紹介したいと思います。
毎月色々な内容が挙がりますが、職員間でもお互いのよいところを刺激し合ってより良い支援に繋がっています。
今回はその部分に焦点を当てて紹介したいと思います。

支援においては、上手くいくことばかりではなく、悩むことも多々あります。そんな中個々人の想いやお困りごとにしっかりと寄り添いながら、たくさんアイデアを提案する職員が挙がりました。
また、現在の関わり方ではなく、利用者の方にとって本当に過ごしやすいためには別の視点が必要ではないかという意見がとても大切な内容で、声かけの方向性の調整が必要だと感じられるものもありました。
行事の振り返りで、活動の進め方や配置・工夫の視点でなく、「美味しいものを食べてリラックスされている皆さんの笑顔が良かったです」という感想もとても大切で素敵な視点だと思います。
また、運転手・添乗員の職員も職員会議の資料をよく読みこまれて、内容を見ての思いや考えを話されたり、日頃も利用者の方だけでなくご家族のことにも思いを巡らせて対応をしている姿に、全員が福祉職員として利用者の方やご家族との関わりに努められているように感じられました。

「私たち職員は、利用者の方の特性を正しく理解し、ご本人を大切にする気持ちを持って支援しなけらばなりません」「障害があっても人として尊ばれていることをご本人が感じられるように支援していかなければなりません」ということが、長崎市手をつなぐ育成会では本人活動への支援を通して今後の職員の支援のありかたとして文章化されています(一部抜粋したものですが)。毎月その文章も読み合わせを行っていますが、職種や個人の価値観の違いに関わりなく、利用者の方お一人おひとりが大切にされているということを感じられるように努めていきたいと思います。

最後にやっぱり利用者の方のきらりほっとを。
同じ班の利用者の方同士でお互いへの思いやりがたくさん挙がります。それぞれ調子が良い日も悪い日もありますが、お互いの状態をくみ取りながらの関わり合いが見られてきらりほっとします。なかなか動きだせない方がいると「一緒に行こう」と声をかけに二人で来てくださったり、落ち着かない方がいたら「きつかったね」と言葉かけをしてくださったり、きらりほっとさせていただく思いやりや助け合いがたくさんあふれている日々です。