みどり忘年会

12月24日(土)に夢工房みどりで忘年会を行いました。

午前中は初めてサークルの発表会を開催しました!からおけサークル、だんすサークル、いんどあサークルの3つのサークルに分かれ今年取り組んできたことをお披露目しました。コロナの影響もあり、外での発表機会が減っていますが、それぞれの好きなことを活かした発表会になり、とても盛り上がりました。

昼食はくさの惣菜さんの特注お弁当を注文し、メニュー豊富で皆さん食事も楽しまれていました。

午後のビンゴ大会ではワクワクドキドキした雰囲気で「リーチ!」や「ビンゴ!」と言いながら、皆さん景品を獲得することができました。最後は今年1年を振り返るスライドショーを楽しまれていました!

昨年はコロナウイルス感染拡大で色々な制限がある1年でしたが、楽しい忘年会で1年を締めくくることができてよかったです。                 今年も利用者の皆さんが健康で元気に過ごせる1年になればと思います。今年もよろしくお願い致します。

 

 

一日限定 セブンイレブン夢工房みどり店開店

11月26日(土)セブンイレブン清水店様より、出張コンビニに来て頂き、

一日限定のセブンイレブン夢工房みどり店がオープンしました。

コロナ禍で買い物などの外出活動を控えているため、事業所内ではありますが、久しぶりの仲間との買い物でした。作業室をお店に見立て、グループに分かれて少人数ずつお買い物を楽しんでいただきました。

皆さん、お財布を片手に楽しそうにお弁当選びをされ、美味しく頂きました。

日帰り旅行

11月4日(金)に日帰り旅行を行いました。毎年行っており皆さん楽しみにしている行事ですが、今年は佐世保への日帰り旅行でした。

道中ではガイドさんの案内を聞きつつ、景色を楽しみながら向かいました。
昼食会場である「九十九島海遊」では、お刺身や天ぷらなど旅行ならではの味覚を皆さん楽しまれていました。

午後からは海きららのバックヤードツアーに参加しました。うみきららの職員さんのお話を聞きながら、普段見ることのできない水族館の裏側を見学することができました。色々な種類の魚や海の生き物、化石など見ることができ、皆さんにとって新しい形の水族館見学となりました。

今回も皆さんの笑顔をたくさん見ることができました!
来年も素敵な旅行になるように企画していきたいです。

 

 

 

仲間同士の思いやりにきらりほっと

今月は、仲間との関わりで思いやりや優しさを感じられるきらりほっとが多かったです。

Aさんは健康診断の時に、「怖い~」と言っている方に歩み寄って両肩をポンポンと優しく叩いて「大丈夫、大丈夫」と声をかけてくれました。Aさんは出勤が久しぶりで、ご自身も注射などもちょっぴり緊張されるのですが、ご自分のことよりも仲間のことを思いやって励まされる姿にとてもきらりほっとしました。

終礼時に連絡帳配り係の方がみなさんに配られるのですが、今年度から利用されている方がその役割にチャレンジしました。名前を確認しながらお一人おひとり配りましたが、学校も先輩であるBさんのところに間違いなく配られたときにBさんが「当たり~」と笑顔を向けながら言って、その方も安心されていました。他の場面でもできたこと・できなかったことのどちらにも寛容に対応し、とても優しく見守ってくださっています。

CさんとDさんは日頃から仲良しですが、Cさんはよく「恥ずかしい」と言って、伝えたいことをDさんにまず伝え、Dさんが代わりに伝えてくれることがよく見られます。ある日「自分で伝えてみよう」とCさんが自分で伝える練習をDさんとされてました。その翌週Dさんが休みの日にCさんがご自分から頼みたいことを伝えようとされることがあり、それをDさんに教えると二人で喜んでました。

『仲間同士の安心感にきらりほっと』を9月に挙げましたが、夢工房みどりの生活の中で、仲間との間に優しさや思いやり、笑顔がたくさん見られ、それを見るたびに職員も癒しをいただいています。

 

きらりほっとに取り組んで半年

5月から取り組んでいるきらりほっとですが、半年が経ちました。

9・10月の職員会議でも30個ほどのきらりほっとが挙がりました。ハインリッヒの法則を流用すると、毎回30個の中から1つ2つブログに挙げていますが、日頃には300個以上は見つかっているのではないかと思うところです。現に、日常の中で職員から「今のはきらりほっとでした」などの言葉が多く聞かれるようになった気がします。とても嬉しいなぁと思います。

さてそうなると、どちらかというと難しいことや苦手なことに注目されがちな方へのきらりほっとが挙がることもたくさん増えてきました。

Aさんは仕事への参加の継続が難しいときがあり、調子が悪いときは参加もしたくないと言われます。ある日急に退室されたのですが、すぐに戻ってこられました。手には皮むきをする前の玉ねぎが握られており、廊下に転がってしまったことに気づいて取りにいかれたようでした。それがわかった皆さんから拍手喝さいが起きたそうです。

Bさんは時間をきっちり守るのが苦手な方です。しかし、そのマイペースで慌てないところが他の利用者の方にとっては安心感を覚える関わりにつながっています。その具合がとても絶妙で「〇〇さんがBさんとの関わりではとても安心している様子なんですよ」と挙がると「△△さんもですよ」「いやいや▢▢さんもBさんといるとニコニコですよ」と次々に名前が挙がりました。

今回のきらりほっとは、いいとこ発見の風土ができてきたように感じられて、そんな職員のみなさんに私がきらりほっとさせていただきました。これからも取り組んでいきたいと思います。

みんなの会発表会~誕生日プレゼントを考えよう~

10月に余暇委員会で「次年度の誕生日プレゼントのアンケート結果」というテーマで発表しました。

今までは職員が毎月の誕生日プレゼントを考えていましたが、今年は余暇委員会のメンバーがプレゼントの商品選びからアンケート調査まで、班長や副班長を中心に利用者1人ひとりにお聴きして結果をまとめました。

アンケートの結果は1位がハンカチ・タオル、2位がミニボトル、3位目覚まし時計、4位がご飯茶碗となりました。今後は来年度の誕生日プレゼントを何にするかこの4つの商品の中から選んでいきたいと思います。

🎇みどり夏祭り🎆

8月の休日営業日では、夢工房みどりの事業所の中で『みどり夏祭り』を行いました。

この日に向けて7月から班活動の時間等を利用して準備をしてきて、当日はとても工夫が凝らされたお祭り会場となりました。

的当てゲームではオリジナルの的にボールを投げ、引っ付いた箇所の点数が得点になります。皆さんは「下からがくっつきやすいかな」「近すぎたらくっつかないね」等と話し合いながらよく狙って投げられていました。

お化け退治ゲームでは、お化けの飾りがとても好評な部屋が作られ、風船を弾いた射的でお化けを倒していきます。風船の音が苦手な方もおられましたので、各々の倒し方で、お化けを退治していただきました。

皆さんで作った出店を巡り、最後は花火の映像を見て過ごした1日でした。

花火の映像を見たときは「た~まや~」の掛け声が出てくる等、とてもみなさん楽しまれていました。

暑い日が続いていましたが、その熱気を吹き飛ばすくらい明るい笑顔がたくさん見られました。

仲間同士の安心感にきらりほっと

今月は仲間同士での関わりの中にお互いが安心している姿がきらりほっととして多く挙がりました。

Aさんは周りにとても優しい声かけをしてくださるのですが、Aさんが優~しい口調で「〇〇しましょうかぁ」と声をかけると、声をかけられた方はニコニコと行動されます。職員もAさんのような声かけを見本にしなければと話になりました。Aさんが出勤されると「Aさんおはよう」とたくさんの方が声をかけに来られます。優しい声かけと雰囲気で周りに安心を与えてくださっています。

他にも、お話をあまりされない方から送迎車内で『おはよう、おはよう』と初めて挨拶をしてもらって嬉しかったと朝から喜ばれている利用者の方の話や、職員と行動することが多い利用者の方が仲間の手を握って安心して座っておられた姿などが挙がりました。

特に最近は、余暇活動だけでなく、本人活動や生活支援など様々な活動の中で利用者の方同士の関わりが増えているように感じます。仲間同士の関わりに安心感や笑顔が見られる姿にはたくさんのきらりほっとがあります。

みんなの会発表会~自分の体調を言葉以外でも!~

7月27日のみんなの会は、A班の生活・健康委員会の発表でした。

テーマは「わたしのからだ」です。

発表に向けてA班で話し合いを行った時、出勤したときに毎日行っている健康チェックでご自分の体調を言葉だけでうまく伝えることが難しいときがある。との意見が挙がりました。そこで、どのようなものが必要か考えてもらうと、パネルを作ろうということになり、準備を進めていきました。

当日の発表では、委員会活動で準備したパネルを使い、「具合が悪い」「目が痛い」などご自分の体調をどのように伝えたらいいのか皆さんに伝えました。特に手や足など、ジェスチャーを入れた発表はとても分かりやすかったです。

翌日からは、さっそくそのパネルを見て職員に「元気」「具合が悪い」と指差しして伝えたり、話に来る利用者の方の姿がありました。パネルを小さくして、それぞれのテーブルに置くことで、ご自身の体調を伝えていただいています。生活・健康委員会の皆さんの発表のおかげで皆さんがご自分の体調を考える機会になったり、職員にもよく伝えていただけるようになりました。今後も活用させていただきたいと思います。

会話ですっきり きらりほっと

今月も職員会議できらりほっとをあげたのですが、笑いが起きたり、「へぇぇ」「ほぉぉ」という声が漏れながら、温かな雰囲気で発表しあいました。

今回は利用者の方との会話から職員が感じたきらりほっとです。

お一人の方には『時間を意識してすごせたらいいなぁ』と時間を決めて話す支援を行っています。話したい気持ちと時間を守りたい気持ちと両方持たれるので葛藤される様子が見られますが、葛藤されながらも次の休憩時間を楽しみにしながら活動に取り組まれます。ある日、職員がこちらからご本人の好きな旅行の話題を伺うと、地図を示しながら目的地までの時間や昼食場所の候補、途中休憩できそうなトイレの場所(しかも旅行で利用しやすそうな広いトイレをピックアップ)など身振り手振りを交えてたくさん教えてくれました。地図や道程が好きであることは知っていたのですが、こんなにもたくさんの知識を持たれているとは驚きで、エピソードを聞きながら「すごいなぁ」という声が漏れました。「また相談に乗ってもらっていいですか?」と話すと、時間を決めたりしていたわけでは無いのですが、サムズアップ(いいねと親指を立てるポーズ)して次の活動に向かわれました。

もうお一人の方は苦手な食べ物や苦手な活動の話題がよく聞かれるので、『色々な人と会話を楽しむためにやっぱり好きなことや楽しいことの話題の方が相手の方と盛り上がれるのになぁ』と思って「嬉しい話がたくさんだといいと思いますよ~」と話をするのですが、やっぱり苦手なことの話題が多いんです。でもある職員が「へぇー、オレンジが苦手なんですか?ブドウはどうです?」「苦手~。でも桃は好き。〇〇も好きよ。あと〇〇も好き~」と自然と好きな話がたくさん出てきました。苦手だという言葉を自然に受け止めて普通に会話が展開していくと、実に好きな話がたくさんでした。

話をするのがお好きな利用者の方に、『時間を上手く意識出来たら』とか『相手と嬉しい話題で会話できるようになったら』など、他の人と会話するときにもお互い楽しくできるようにとの想いを持って支援することがあります。しかし、『時間をきめる』とか『話題の方向性を指摘する』とかではなく、本当に普通の会話の中でご本人がすっきり楽しんでいただくことは大切だなぁ、職員が利用者の方との間に持つ支援の意図が時折不自然になる場合もあるのかもなぁと考えさせられました。

特別な意図など持たずただただ会話を楽しむということは日常のちょっとした“普通のこと”かもしれません。ごくごく自然に会話を楽しまれる利用者の方の嬉しそうな表情に、そして利用者の方が会話ですっきりした姿を見つけられたことに、きらりほっとしました。