育成会について

理事長挨拶

新しい生活の仕方を求めて

 梅雨明けが待たれる今日この頃です。皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。

 さて、今年も7月となり総会の季節は巡ってきました。しかし、コロナウィルス感染の収束は望めず、今年も総会は中止せざるを得ませんでした。残念なことです。

 そうした中ではありますが、以前からのご要望でもありました長崎市南部地区にグループホームを開設することができました。陽香里工房をバックアップ事業所とし同じ香焼町に「ケアホーム陽香里」は令和2年6月1日から定員10名満杯でスタートを切っております。現在約1年経過しました。職員たちも協力しながら頑張っているようですし、なにより利用者の方は思った以上に安定しておられ、グループホームでの生活を楽しんでおられる様子です。ただ短期入所事業だけはコロナ禍の中、皆さんの心配も予想され受け入れを縮小して運営しております。

 また、法人としての動きとして、コロナ感染が拡大したことにもあり本部で「権利擁護・危機管理委員会」を立ち上げたこと昨年お伝えしました。内容的にはコロナ感染拡大についての協議が多くなりましたが、法人及び各事業所の動きなどを十分に協議しながら、進むべき方向性を見出しています。また、令和2年度から、当会に顧問弁護士(山本真邦先生)を迎え様々な相談や職員研修会での講師、「あじさい」からの成年後見についてのインタビューなど、もうすでに皆様にもお馴染みとなっておられるようですが、今後もご支援ご助言をいただきながら、私たちの活動にお力をお貸し願いたいと思っております。なお、山本先生に何かご相談がある場合は、啓発事業部へご連絡下さい。

 それから、コロナ禍が引き金となって、児童対象のタイムケア事業を閉鎖することになりました。活動の自粛や、利用者の方で利用を控えられたりで収入が大幅に激減してしまい今後の活動を続けられなくなりました。ただ、育成会といたしましても、障害のある方たちの余暇活動については見直しを行い新たにスマイルクラブを立上げ、前にもまして有効で楽しい活動を目指してまいりたいと思っております。

 さて、当会の総会は会員への情報提供、研修、報告の場として⼤きな意味を持っており、毎年工夫をして会員の皆様に何をお届けすべきか協議検討をします。しかし、総会ができない状況が2年も続き大事なことを忘れてしまわないかと心配になります。そこで、啓発事業部の方から理事長を囲んで懇談会形式で定例会を開催してはどうかという提案がありました。皆様からのお声やニーズなどをお聞かせいただいたり、また理事長としての考えを聞いていただいたり、現在の事業の状況をお伝えしたりできたらと考えています。後日定例会の案内があると思いますので、その節はよろしくお願いいたします。

 最後に、第4次の5か年計画も半分を過ぎました。大きく掲げていた事業についてはとりあえず達成したといえるのかと思います。次の第5次計画の目標として何を掲げるのか?安心して暮らせる住まいの場(グループホーム等)のこと。数のこと内容のこと。そして何より利用者の方の高齢化のこと。第1次在宅福祉5か年計画を山内理事長が提案された当時、育成会は本人さんを最後まで看ていくべきだと皆の意見が合致したことを今でも思い出します。色々な法律や制度が変わって、当時の思いが簡単には実現できなくなりましたが、親亡きあとの本人さんたちの生活を最後まで守る5か年計画でありたいと願い、今後も計画を進めていきたいと考えております。

 ワクチン接種も着実に進んでいるようですが、コロナ禍を経験したことを土台に新しい生活のあり様を求めながらこれからも手をつないで進んでまいりましょう。

令和3年7月10日

社会福祉法人 長崎市手をつなぐ育成会
理事長 谷 美絵

役員紹介

第15期役員

任期:令和3年6月26日から選任後2年以内に終了する会計年度のうち最終のものに関する定時評議員会の終結の時まで

理事6名
  • 谷 美絵(理事長)
  • 中込 重秋(会計事務所代表)
  • 山本 真邦(弁護士)
  • 寺田 隆二(法人事務局長)
  • 大平 博幸(ケアホーム三京管理者)
  • 山田 順子(さんらいず管理者)
監事2名
  • 古庄 正輝(福祉施設管理者)
  • 松村正信(社会福祉法人理事長)

評議員名簿

第14期評議員名簿

任期:令和3年6月26日から選任後4年以内に終了する会計年度のうち最終のものに関する定時評議員会の終結の時まで

評議員7名
  • 小方 猛(元県育成会監事)
  • 冨野 哲哉(社会福祉法人理事長)
  • 源城 和雄(元市議会議員)
  • 椎木 恭二(元市社福事業団理事長)
  • 吉田 ゆり(長崎大学副学長)
  • 納富 重信(市社協事務局長)
  • 河野 知房(NPO法人理事長)

沿革

育成会とは

昭和27年、東京の知的障害児を持つ3人の母親たちの小さな運動が育成会運動の第一歩です。
各地でそれぞれの育成会が組織され、その連合体が全日本手をつなぐ育成会です。
わが長崎市手をつなぐ育成会の第一歩も同じように、親たちの願いにより始まり、以来、手をつないだ親たちの輪も大きくなり、その歩みも確かなものになってきています。
一人ひとりの本人や親の願いが、育成会を動かす大きな原動力なのです。

昭和29年 浦上学園育成会「手をつなぐ親の会」結成
昭和34年 長崎県手をつなぐ親の会が結成し前身の長崎支部誕生(会員数86名)
昭和39年 長崎市精神薄弱者育成会と改名
昭和43年 長崎市心身障害(児)者援護育成会と改名
昭和53年 あじさい福祉作業所開所
平成 6年 法人化が認められ、社会福祉法人長崎市心身障害者育成会と改名
平成 7年 通所更生施設「あじさいの家」開所
平成10年 知的障害者ガイドヘルプ事業を市より委託
平成11年 育成会設立40周年記念式典開催
平成12年 社会福祉法人長崎市手をつなぐ育成会と改名(会員数500名)
平成13年 通所授産施設「ワークあじさい」開所
育成会在宅支援5カ年計画スタート
平成14年 グループホーム六じぞう、グループホーム京泊開所
平成15年 小規模通所授産施設「さんらいず」開所、みどり作業所開所
平成16年 グループホームなめし開所、デイサービスセンターおあしす開所
平成17年 グループホームはやま開所、タイムケア事業を市より委託
平成18年 育成会ケアプランセンター(居宅介護支援事業、相談支援事業)開所
育成会ヘルパーステーション事業移行
(居宅介護事業、重度訪問介護事業、行動援護事業、訪問介護事業)
夢工房みどり(就労継続支援事業、自立訓練事業)開所
日中一時支援事業(デイサービス型)「おあしす」事業移行
日中一時支援事業(タイムケア型)「フレンズ」事業移行
NPO法人成年後見センター「ふぇいす」開設
平成19年 さんらいず(就労移行支援事業、就労継続支援事業)開所
グループホーム城山台開所
第2次育成会地域福祉5カ年計画スタート
平成20年 グループホーム女の都開所
ながさき知的障害児者生活サポート協会開設
平成21年 育成会創立50周年記念式典開催
平成23年 あじさいの家、ワークあじさいが新事業体系へ移行
平成24年 陽香里工房(生活介護事業、就労継続支援事業)開所
グループホーム十人町開所
第3次育成会地域福祉5カ年計画スタート
いんくる(長崎市障害者相談支援事業)開設
平成26年 ケアホーム三京開所
平成27年 グループホーム西北開所
平成28年 ケアホームさくら開所
平成30年 グループホームライフ西北開所
育成会生活支援センター開所(事務所移転[本部、他7事業所])
第4次育成会地域福祉5カ年計画スタート
令和元年 ケアホームさくら短期入所棟開所
育成会創立60周年記念イヤー
令和2年 ケアホーム陽香里開所

組織図

地域福祉五カ年計画

地域福祉五カ年計画 地域福祉五カ年計画中間報告

デジタルカタログ

デジタルカタログ

育成会職員行動規範

基本的な考え方

  • 職員は、利用者の人権を尊重します。
  • 職員は、利用者の意思を大切にします。
  • 職員は、福祉従事者としての誇りを持ち利用者に良識ある態度で接します。
  • 職員は、福祉従事者としての自覚をもち、絶えず学び、研修し、サービス提供の責任を果たします。
  • 職員は、利用者とともに運動体である育成会の一員として行動します。
  • 職員は、謙虚さを心がけ、人間としての成長を目指します。
  • 職員は、地域福祉の担い手として、あらゆる社会資源とのネットワークを創ります。

基本姿勢

  • 利用者への明るい笑顔と元気な挨拶を忘れずに支援します。
  • 利用者を友好的に迎えいれ、愛情を持って支援します。
  • 利用者の安全・安心を第一に考えてすみやかに行動します。

行動規範

  • 利用者を「○○さん」と呼びます。
  • 利用者へ丁寧な声かけ、言葉づかいをします。
  • 利用者への支援を始める時は、まず声かけをします。
  • 利用者への虐待は行いません。
  • 利用者に対して、無視、命令、威圧的な言動をしません。
  • 利用者の行為の嘲笑や興味本位での対応をしません。
  • 利用者に承諾なしで所持品の確認をしません。
  • 利用者の特性を理解し、わかりやすい説明を心がけます。
  • 利用者の個人情報は厳重に管理し、外部に漏らしません。
  • 利用者の着替えや排泄に関することなどプライバシーの保護には十分配慮します。
  • 利用者に対し「ありがとう」と「ごめんなさい」はしっかりと伝えます。
  • 利用者からの苦情に対し誠意を示し速やかに対応します。
  • 利用者の安全を守るための危機意識を常に持ち、環境整備を行います。
  • 利用者の健康に心掛け、その様子や状態を観察します。
  • 利用者が生活に必要なスキルを獲得できるように工夫します。

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