長崎よかよか隊

障害者や障害特性への理解を広めるキャラバン隊長崎よかよか隊

「私たち知的障害のある子を持つ親は、周囲の無理解な言動に傷ついたり悲しい思いをすることがあります。それは私たちが障害のある子を授かるまで、障害についてあまり知らなかったように、多くの人も知的障害について知る機会が少ないことも一因かもしれません。そこで私たちは疑似体験を通して、自閉症や発達障害を含む知的障害のある人やその障害特性をひとりでも多くの人に理解してもらうために、キャラバン隊を結成し活動を始めました。

障害があっても、できないことが多くても、「よかよか」と見守り包み込んでくれる社会であってほしい、そして私たち親もわが子を他の子と比べず、子どものペースを大事に「よかよか」と自分を肯定してほしいという思いで「長崎よかよか隊」と名付けました。

キャラバン隊「長崎よかよか隊」が出動します!

知的障害や自閉症スペクトラム、発達障害などの障害特性の疑似体験を通して、障害者や障害特性への理解を広める活動をしています。障害について正しく理解することは多様性の受け入れや思いやりの気持ちを育てることにもつながり、この小さな理解の積み重ねが子どもたちや高齢者、障害者が住みやすい優しい社会を作っていくと信じています。

ご希望の時間やお話を聞いてくださる方々に合わせたプログラムを準備してお伺いします。お気軽にお問い合わせください。

疑似体験プログラム

「ゲナ帝国へようこそ」
「ゲナゲナ」としか言わないゲナ星人と遭遇。意思疎通の手段は?
絵に描いてみよう
抽象的な言葉をどう表現しますか?
シングルフォーカス体験
興味のあるものにしか目がいかないと、周りが見えなくなります。
聴こえ方体験
いろんな音が同じ大きさで聴こえたらどうなるでしょう?
不器用さの体験
指先の感覚が鈍くなると折り紙を折るのも一苦労
「Aくんのいちにち」
いくつもの生きづらさを抱えているA君の一日を追います。

参加された方の感想

  • 障害のあるお子さんや大人の方たちがどのように感じているのか、どのようなことを困難に思っているのか分からないので、どんどんこの活動が広がるとよいと思う。
  • 今回の疑似体験を通して知的障害者の立場、目線での景色を見ることができた。
  • 短い時間の中にたくさんのエピソードが盛り込まれていて、体験してみることで実感として捉えることができた。

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