お知らせ

コロナ禍の中で…  ~定期総会開催中止について~

2020年5月26日

理事長 谷 美絵

 全国での緊急事態宣言の解除という事態となり、長崎県下では学校や商業施設の再開などで少しずつですが世の中が動きだしてきました。しかし、コロナウイルスはまだまだ世界中に猛威を振るっており、ワクチンも治療薬もこれからという所で、私たちの自粛生活は当分続いていくようです。これからも、自分たちができることで、しっかり自分たちの命、生活を守っていきましょう。

 さて、全国手をつなぐ育成会連合会は、今年4月一般社団法人となり法人格を取得、やっと新たなスタートを切ったばかりでした。しかし、コロナウイルスの感染拡大は続き、今後の主催する総会や全国大会、また種々のセミナーなどは中止ということになりました。また、ゆうあいスポーツ大会の中止に始まり、長崎県手をつなぐ育成会も6月の総会や各種セミナーなど、年内行事の中止は避けることはできなかったようです。(育成会ingに今後の行事予定の一覧を掲載しております)

 また、長崎市内の感染状況としては、客船のクラスター発生も市内へ広がることもなく一応の落ち着きは見せていますが、国内の状況やウイルス感染のリスクを考えますと、長崎市手をつなぐ育成会の諸行事の開催についても見合わせる方向をとらざるを得ないと考えております。7月4日に開催予定の定期総会については、会員にとって「情報発信の場、研修の場、報告の場」としての大切な総会ではありますが、今年度に限っては中止することをお許しください。社会福祉法人である当会の総会は議決機関ではありませんが、年に一度様々なテーマで皆様とともに語り合う、法人育成会としても何よりも大切な会であると考えております。しかし、コロナ対策として今できることとして、ほかに選択の道はないようです。本当に残念なことです。

 その代わりにという訳ではありませんが、報告ということで、会報誌は例年通り作成し全会員さんへお送りする予定にしております。また、本年度は第4次地域福祉5か年計画の中間年でもあり、そのご報告のまとめもしてお知らせする予定です。もう一つ、今年度は現況調査もかねて会員アンケートを実施します。現在、「ステイホーム」の状況下でもあり、じっくりとアンケートにお答えいただき、会員の皆さまのご意見をひとつでも多く寄せていただきたいと考えております。

 世界的に見てもまだまだ出口の見えないコロナ禍の状況ではありますが、障害のある方たちの安全安心な生活を守るためにも、出来る限りのことをやっていきたいと考えております。また、必要で有効な情報があれば、皆様にお届けできるよう今後も努力してまいりますので、皆様のご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 皆さま体調にはお気をつけいただきますよう、ご自愛ください。

(あじさい146号掲載)