避難訓練(グループホーム女の都)

  12月13日夜8:30、グループホーム台所のガスコンロからの火災発生の仮定で避難訓練が行われました。前々日から、ご近所の方にもお知らせし、消防署に入ってもらっての訓練です。

「火事です!玄関から逃げてください!!」と大きな呼びかけに始まり、利用者さん方が玄関から飛び出してきました。ヘルメットをかぶり「Nさん、進んで進んで!そこまで来たら一列になってください。話をしますから。」とYさん。(えっ?)暗がりの中で一瞬、その貫禄に消防隊員かと間違えそうになりました。

女の都南公園が避難場所です。全員逃げきって、最後に白いタオルを口に押さえ、H世話人さんが走って来ました。「1,2,3,4・・・入居者6名職員2名 ぜんいん 無事です!!揃ってます!と隊員の様な大声でH世話人がK当直世話人に報告してしました。Kさんは貫禄の「はい」落ち着き払った様子、隊長の様でしたconfident

 消防署の方から、火災の原因や注意点を詳しく説明していただきました。その後、水消火器の訓練をして、火災に備えていろんな質問もして帰宅しました。帰宅後、全員でミーティングです。「自分の命を守る事」「皆で助け合う事」等を確認した後、職員の気づき反省会も行いました。「ここには、手すりがあるといいですね」「セコムも利用できますね」「煙探知機の位置は妥当?」などなど、たくさんの確認ができました。

 夜8:00、訓練30分前から、ヘルメットをかぶり うろうろする皆さんに「まだ、かぶらないでください。部屋にいてください」と世話人さんが部屋に促し、その5分後またヘルメットでうろうろ・・・その繰り返しで初めはどうなることやらと思われましたが、2分30秒で避難完了。その手際の良さも消防署の方にとても褒められました。

 火災を起こさない為にどんな所を注意するべきかも全員で確認でき、有意義な訓練となりました。「年の暮、マッチ1本火事のもと」火の用心ですね。そして、「備えよ常に・・・」

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