ちょっとした気遣いにきらりほっと

利用者の皆さんはよく周りを見られていて、周りの色々なことによく気遣って、動いてくださいます。その動きは「サッと」だったり「そっと」だったり「パッと」だったり。

昼食・歯磨きの後にコロナ対策で下ろしているロールカーテンを消毒して拭いているのですが、拭きにくそうにしているのを見て、ある利用者の方がサッと近寄って端っこを支えてくれました。ピーンと張られて拭きやすくなりました。

3月は別れがある時期ですが、お別れ会で大粒の涙を流された方がいました。その際、同じ班の仲間がパッと動いて、ティッシュをそっと渡されていました。その方自身涙もろい優しい方なのですが、だからこその気遣いだったのかもしれません。

そのような思いやりのあるちょっとした気遣いがたくさんあって、きらりほっとします。

お互いへの行動が「あぁ、過度になって衝突しそうだなぁ」と感じることもありますが、ある職員がその姿を「お互いを気遣う友情に心が温まります」と言いました。見方次第では衝突の種でなく、友情の行動になるのだなと感じました。

今年は職員会議でリフレーミングの研修を行ったのですが、『きらりほっとフレーム』で見ていくと、利用者の方の素敵な姿がもっと見つかるかもしれません。

次年度も取り組んでいきたいと思います。