きらりほっとに取り組んで半年

5月から取り組んでいるきらりほっとですが、半年が経ちました。

9・10月の職員会議でも30個ほどのきらりほっとが挙がりました。ハインリッヒの法則を流用すると、毎回30個の中から1つ2つブログに挙げていますが、日頃には300個以上は見つかっているのではないかと思うところです。現に、日常の中で職員から「今のはきらりほっとでした」などの言葉が多く聞かれるようになった気がします。とても嬉しいなぁと思います。

さてそうなると、どちらかというと難しいことや苦手なことに注目されがちな方へのきらりほっとが挙がることもたくさん増えてきました。

Aさんは仕事への参加の継続が難しいときがあり、調子が悪いときは参加もしたくないと言われます。ある日急に退室されたのですが、すぐに戻ってこられました。手には皮むきをする前の玉ねぎが握られており、廊下に転がってしまったことに気づいて取りにいかれたようでした。それがわかった皆さんから拍手喝さいが起きたそうです。

Bさんは時間をきっちり守るのが苦手な方です。しかし、そのマイペースで慌てないところが他の利用者の方にとっては安心感を覚える関わりにつながっています。その具合がとても絶妙で「〇〇さんがBさんとの関わりではとても安心している様子なんですよ」と挙がると「△△さんもですよ」「いやいや▢▢さんもBさんといるとニコニコですよ」と次々に名前が挙がりました。

今回のきらりほっとは、いいとこ発見の風土ができてきたように感じられて、そんな職員のみなさんに私がきらりほっとさせていただきました。これからも取り組んでいきたいと思います。