みんなで書いてみよう、PART2!

今年の夏は異常な暑さと台風の多発に悩まされています。お盆を過ぎても暑さの峠は越えそうにありませんが、あと一息元気に乗り越えましょう!

今年度の定例会では「親亡き後は親あるうちに・・・」を合言葉に親亡き後、支援者にわが子のことを知ってもらうための記録ノート「親心の記録」の完成を目指しています。前回は本人の名前や住所、緊急先リスト、医療機関や利用施設などの関係機関など本人に関わる基本的な情報を記入しました。現在のかかりつけ医師や服薬の有無、飲ませ方など第3者(支援をしてくれる人)が一目でわかるようになっていて便利な反面、健康に直結する問題なので状況が変われば随時訂正や追記をして出来るだけ最新の情報を記入していきたいと実感しました。

今回は「1週間の生活スタイル」と「日常生活の様子」のページを記入しました。平日と休日に分けて1日の過ごし方を記入し、その後参加者で話し合うと、それぞれ”自分流”の生活パターンをお持ちで、バラエティに富んだ生活スタイルに感心するばかりでした。休日の外出は公共交通機関を利用しお一人で行動されている方のお話では、自分の意思で好きな場所を訪れたり、自分の好きな物を自分の収入で購入したりとかなり充実した余暇を過ごされてるようでした。また、お一人での行動が難しい方もご家族がコーディネートされて趣味の活動(ボウリング、ダンスなど)や余暇活動をを多彩に楽しまれている方もいらっしゃいました。中には、予定を入れないと気が済まないという方もおられ、お休みの日は必ずどかに連れて行かなければならないということで苦労されている方もいらっしゃいました。

家族が付き添えなくなった時、本人は楽しみを我慢しなくてはならなくなるのかと心配になります。親亡き後も本人が好きなことを諦めず、楽しみながら生活できることが親としての切実な願いです。障害があっても豊かな生活の質を求め、親亡き後も出来るだけ充実した生活をコーディネートしていただける方に、わが子の支援を託したいものですね。

次回の定例会はいつものハートセンターではなく、育成会生活支援センター(大橋町)で行います。まだ新事務所へお見えになられてない方は見学を兼ね是非ご参加されませんか?

<9月の定例会>

日時:9月10日(月)13:00~15:00 「障害のある人の日常生活での権利について~持ち物・友人関係・通信機器・余暇活動~」

場所:長崎市手をつなぐ育成会 生活支援センター(大橋町19-19) 1F 会議室