褒めて伸ばす!

今年の夏も暑いですね。でも、子どもたちはほんとうに元気です。  移動や買いものなど、建物から一歩出るとすごい熱気に包まれて、「ふう~」とため息が出るスタッフに対し、文句も言わずに平然と荷物を持って歩く子どもたちには、ほんとに頭が下がります。

さて、今月のタイムケア事業の目標(育成会では、全事業所がそれぞれ毎月職員の目標を立てています)は「いいところを見つけてほめよう」です。まだ社会のルールやマナーが身についていない部分が多い学齢期の子どもたちには、「…したらダメだよ。」と注意することも多いのですが、出来そうにない事をできた時は、もちろん褒めますよね。  でも、出来て当たり前の事は特別ほめたりしないで見過ごしてしまいがちです。

そこで、あえて「いいところを見つけて」なのです。バスや電車の中で静かにできないお子さんが、静かにできたら、「すごいね。がんばって我慢したね。」と言いますが、いつも静かにできているお子さんにも、「いつも、マナーがいいね。」と褒めてあげるとか、暑い中、歩いた後は、「よく、暑いのに頑張ったね。」 、お弁当を完食したら、「きれいに食べたね。」というように、ひとりひとりのいいところを見つけて褒めるようにしようというのが、タイムケアの目標です。

褒められる事で、子どもたちは自信を持ちますし、褒められている人は周囲の子どもたちの模範になります。

チャレンジクラブ“フレンズ”の子どもたちが、褒められる事でもっともっと成長してほしいという願いも込めた目標です。

では夏休み前半の活動をご紹介します。

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