温泉宿でリフレッシュ

7月某日、利用者の皆さん、家族の皆さん、職員と80名程の大所帯で雲仙・小地獄温泉 国民宿舎青雲荘へ行ってきました。ご家族だけでは難しかったり、なかなか一歩踏み出せなかったりする遠出をみんなでしよう!ということで行ってきました。

 

まだ梅雨も明けていない時で天候が心配されましたが、IMGP4413.JPG見事なバスハイク日和となりました。途中のひまわり畑や橘湾の絶景を楽しみ、また“嵐”の軽快な歌や”綾小路きみまろ”の抱腹絶倒トークを聞き、2時間ほどのドライブ。

 

青雲荘では従業員の皆さんに暖かく出迎えていただき、食事は新鮮なお刺身や天然鯛のグリル、茶碗蒸IMGP4433.JPGしなどご馳走が並び至福のひと時を過ごしました。

 

食後はカラオケや買い物、温泉などをそれぞれに楽しみました。利用者の皆さんはもっぱらカラオケを楽しんでいましたが、お母様方とのデュエットで拍手喝采を浴びた方もいて、満足されたようでした

 

温泉に浸かって日ごろの疲れを癒した方もいらっしゃいました。

「しろーして気持ちよかったばい」(白くて気持ちよかったよ)

と白濁の温泉はとっても好評でした。

 

帰り道中はカステラの試食を頂きながら、長崎小旅行を満喫しました。お一人おひとりに何かしら思い出が出来た旅となりましたらば、幸いです

ゆうあいスポーツ大会

先日ゆうあいスポーツ大会に参加してきました。

今年は大村の陸上自衛隊大村駐屯地のグランドで開催されました。

天候にも恵まれて、皆さん身体を動かして良い汗を流しました。

玉入れ・鈴割り・50M走100M走・200M走・1500M走・大玉ころがし・パン食い競争・宝探し

の9種目にそれぞれ参加しました。

1500M走にはあじさいの家のAさんが毎年1人参加しています。

今年は、スポーツ大会に向けて午前中は、事業所の地かけの公園の

桜の里の公園に走りこみに行ってトレーニングを積んできました。

その結果、25番でしたが、長崎市育成会の中では2番目でした

すばらしいですよね

来年は長崎市育成会内で1番目を取れるように頑張ってください!!!

 

ちなみに、あじさいの家の利用者さんの一番人気の競技はパン食い競争です

パン食い競争に出られた利用者の方々が、満面の笑みでパンを持ってテントに帰ってきた姿がとても印象的でした。

また、今年もたくさんのボランティアさんにきていただきました。

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入浴サービスはじめました

今年度に入って1ヶ月がたちましたが、あじさいの家では新しいサービスとして入浴サービスを始めました

利用者の皆さんに快適なお風呂の時間を過ごしてもらい、ご家族の負担も少なくなればと考えています。

お風呂の時間は楽しいものです。昨今はリラックスできる温泉施設やスーパー銭湯、半身浴や岩盤浴などお風呂文化も多様化し、私たちは休日や仕事帰りに堪能することができます。お湯につかるという事には疲れた体を癒し、明日への活力を養うとっても大事な役割があるなぁと思うのです。素敵な日本文化の一つだと常々私は思っています。

利用者の皆さんにもそのような文化を安全に堪能してもらえるように、あじさいの家では機械浴槽を一つ設置しました。機械の力を借りながら心身のリフレッシュをしてもらうとともに、楽しいリラックスタイムになるよう、私たち職員は腕を磨かなければなりませんね

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地域の行事に参加しました

2月のある日曜日、地域のお祭りに参加してきました。

ここ十数年、ご家族の皆さんが中心となってお祭りに出店しています。“利用者の未来のために家族が出来ることを出来るときに、力を結集しよう!”という意向で毎年、力を貸してもらっています。

バザーの内容は、お手製のマドレーヌや桜餅、贈答用のタオルや掘り出し物?の置き物などなど。数ヶ月前から準備をして当日はご家族の皆さんも朝早くから集合し出店準備に余念がありません。お手製の桜餅は職員からは予約注文が入るほどの人気です。

利用者の皆さんは「いらっしゃいませ!」と元気な挨拶の手伝いや、会場で買い物したり、買ったものを食べたりとお祭りを思い思いに楽しみます。

地域住民の方々とも挨拶を交わしながら、和やかに地域交流です。

ご家族の熱い思いと和やかな地域交流がたくさんの笑顔を生んだ休日の一こまでございました。

初詣で

1月も半ばをすぎましたが、休日営業日を利用して初詣でに行き、新年会をかねて外食をしました。

初詣ではいつもよりちょっと足をのばして、「あじさいの家」から車で1時間弱の神社にお参りに行きました。

事前に利用者の皆さんと神社参拝の仕方を勉強しましたが、願い事は手短にするのがルールだそうです。知りませんでした。しきたりと言えば、年末の正月飾りを利用者さんと買い行き、知識不足で違う飾りを買ってしまいました・・・。間違いから学びました。

年末と新年に一つずつ、古式ゆかしい日本のしきたりを学びました。

私は支援体制の都合上、遠く離れた場所から二礼二拍手一礼で手短DSC_0080.jpg

お願いを済ませました。

利用者の皆さんは一体どんな願い事をしたのでしょうか・・・

研修旅行

去る11月8日、9日に1泊で阿蘇へ研修旅行に行ってきました。

紅葉も色づき始め、寒さに震えることもなく、うららかな気候の中のんびりと阿蘇の旅を楽しんできました。

1日目は押し花でキーホルダーづくり体験を行いました。色とりどりの押し花や窓の外は満開のバラ、美しいものに囲まれて乙女のような気持ちになりました。出来上がったキーホルダーは皆さん手持ちのバックなどにつけ、旅の思い出を一つ持ち帰りました。DSCN7580.JPG

旅行といえば、やっぱり温泉ですね。温泉にゆっくりつかると日頃の疲れも癒えるものです。ゆっくり温泉を堪能してほしいという気持ちとは裏腹に入浴は危険が伴い、私たち支援者は気が張り詰めてしまいます。そんな雰囲気を感じた利用者さんが一言

「こんがんばたばたして風呂に入らんばとねー?」

反省です・・・。ゆっくり満喫できるように雰囲気を作るのも支援の一つ。利用者さんの何気ない一言に気づかされます。

二日目は牧場に行って自然を満喫。動物と触れ合い、思わず笑みがこぼれる方、表情が固まってしまう方とさまざまな反応が印象的でした。

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地域のお店でバイキング

あじさいの家は小高い丘にあり、園庭からは長崎漁港が見渡せます。

今回、その漁港近くにある、レストラン“長崎漁港がんばランド”さんに出かけ、バイキングを楽しんできました。

新鮮な魚類と野菜に舌鼓。バイキングなので食べ放題です。デザート、ジュースも遠慮は無用です。チョコレートフォンデュというおしゃれなスイーツまであるではありませんか。

好きなものはたくさんあるけれど、お腹にも限界があるという現実の中、吟味してトレイに載せていきます。

たこ焼きにフライドポテト、焼きそばとお祭りメニューを何回もおかわりに行く方、ご飯にうどん、ピザと炭水化物三昧を楽しむ方とそれぞれに食の好みが現れます。

少し食べ過ぎかなー?野菜食べとらんよねぇと感じながらも、利用者の皆さんの楽しみ、自己選択を優先しながら、最小限のさりげない支援を心がけました。

がんばランドさんのブログにも載せていただき、良い地域交流ができました

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パーティー

あじさいの家では毎月1回“パーティー”という活動がありまして、利用者の皆さんの誕生日や還暦、成人式などをお祝いしています。

パーティーの出し物については、ちょっとしたサプライズ企画を用意しています。利用者さんと担当支援員が話し合って企画する場合もあれば、利用者さんが喜びそうな企画を担当支援員が考え、当日まで秘密にされている場合もあります。支援員のサプライズ企画の場合は、当日利用者さんが喜ぶかどうかは支援員のセンスと演出力次第。利用者さんの好みをどれだけ知っているか、周りの利用者さんも含めてどれだけ盛り上げられるが重要です。写真は後にあじさいの家名物ゲームとなった“尻ずもう”と“椅子とりゲーム”です。

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どちらも利用者さんの笑顔と歓声で大いに盛り上がったサプライズ企画でした。その瞬間、主役になって仲間から笑顔やお祝いの言葉、気持ちをもらえる事はきっと大きな喜びですね。

その後は、パーティーという名目にふさわしく、ケーキや饅頭、クッキーなど甘いものをいただき、至福の時を過ごします。こうして、利用者の皆さんは1年1年、あじさいの家での思い出を重ねていくのでございます。

ショッピング

今年度は8月の行事として、ショッピングに出かけています。1回につき利用者さん5名程度で出かけています。            DSCN7335.JPGのサムネール画像のサムネール画像

事前に自分の欲しい物やご家族と相談して買いたい物を定めて、当日に臨みます。

タオルや歯ブラシ等の日常品を選ぶ方、白いふたのキューピーマヨネーズハーフや青じそドレッシング等自宅でのこだわりの一品を選ぶ方、日焼けを気にする女性利用者さんはアームカバー、野球好きの利用者さんは“週刊ベースボール”と買いたい物は様々です。

買い物慣れしている方もいれば、あまり経験がない方もいらっしゃいますが、レジを通過した後、袋の中を覗き込む姿からは自分で選んで支払いを済ませ手に入れたという達成感が漂ってきます。意思表示が難しい方には仲間が「○○さんにはこれ」とタオルや巾着袋を見立ててくれたりもしています。

 

昼食も自分達で食べたいものを選びます。昨今はフードコートという便利な場所ができたものです。

食べたいものが違っても、一緒に食事を楽しむことができます。

一番人気はやはりマクドナルドでしょうか。注文に行った利用者さんを遠目に見守っていると、ハンバーガーとジュースをDSCN7381.JPGのサムネール画像のサムネール画像単品で注文しています。これはセットにし損ねたなと思い、利用者さんと話をしてレジへ一緒に行き、ポテトとジュースのついたセットに変更してもらいました。ところが、食べ始めるとポテトがなかなか減りません。最終的には、ポテトを他の利用者さんにすすめているではありませんか。自分でポテトはいらないと判断し注文したのに、私はいらぬ支援をしてしまったようです・・・余計なお世話でした。支援と思ってしたことが、利用者の立場に立っていなかったり、自分(支援者)が安心したいためだったり・・・と、日常的にもそんな事があるのかもしれません。                                                              

マクドナルドのポテトからそんな事を考えた8月のショッピングでございました。

腹話術パーティー

ある晴れた7月の休日営業日のことです。

利用者の皆さんに楽しい土曜のひと時を過ごしていただこうと思い、腹話術パーティーを企画しました。

来ていただいたのはロゴス研究会長崎支部の皆さんです。5~6年前にも一度きていただき、久しぶりの再会です。

まずは、職員によるインチキ腹話術に苦笑いの利用者の皆さん

そして、ロゴス研究会の皆さんによるホンモノの腹話術です。利用者の皆さんから歓声と笑い声がおこります。腹話術歴30年?の熟練した術に利用者の皆さんの視線は釘付けです。声だけでなく、人形の大きな動きやまばたきのタイミングなどにも観客一同魅せられました。命を宿したようだとはまさにこのこと。奥が深いですね。腹話術。

DSCN7299.JPG利用者の皆さんの感想は

「人形、しゃべった」

「テープの入っとっとやろ」

「お嫁に行きたいです」(腹話術の内容が嫁入りの話でした)

「がー子、きた」(以前も、人形のがー子が来たのを覚えていたようです。素晴らしい記憶力です)

と顔をほころばせながら語ってくれました

普段はなかなか笑わない利用者さんもにんまりしているのを私は見逃しませんでしたよ。

後日、利用者さんの感謝の気持ち(記念写真、人形の絵、感想の手紙など)を届けにお礼に伺いました。ロゴス研究会の皆さんも笑顔で喜んでくださいました。DSCN7308.JPG

たくさんの笑顔を見ることができ、そして愉快な気持ちになることができた楽しい腹話術パーティーでした。