育成会について

理事長挨拶

新年明けましておめでとうございます。

 今年は平成最後の新年親子の集いということになりますが、皆さま良いお正月をお過ごしになった事と思います。また、ご来賓の皆さまもお忙しい中お越しいただき心から御礼申しあげます。

 さて、長崎市育成会として平成の30年間を振り返ってみますと、親の会育成会から社会福祉法人へと移行し、福祉事業が開始され、安定的な運営ができるようになった30年間でした。私も昭和63年から育成会で仕事を始めましたが、法人設立準備、法人格の取得、作業所の運営と新制度への移行、それぞれの施設建設、そしてグループホームの開設と様々な事業が実現することができました。これも偏に皆様のご支援とご協力があったからこそと感謝申し上げる次第です。そういう意味では、平成の時代は長崎市育成会にとって大きな転換と飛躍を遂げた時代だったと言えるでしょう。その平成が終わろうとしており、改めて長崎市育成会の新たな課題を見出すための大きな分岐点に立たされているように感じております。

 合わせて、本年で長崎市手をつなぐ育成会が60周年を迎えました。また、法人化25周年でもあります。

 昭和34年に、佐世保市で始まった長崎県育成会の支部としての発足から60年となりますが、最初は地区集会などの集まりで親たちが地域の中で暮らしていくことの窮状を互いに語り合い励まし合ってきたそうです。昭和53年に、地域に障害のある人達の働く場を作ろうと小規模作業所を開設、その後6か所運営するまでに至りました。当時の田川初代理事長、2代目山内理事長ほかの、諸先輩方のご苦労を私自身も見てきましたが、今更ながらそのご苦労に深く感謝する次第です。また、平成になり、作業所の運営などで苦労してきたことから、自分たちの手で施設を作ろうと社会福祉法人化に立ち上がりました。準備委員会を立ち上げ施設を開所するまでに、5年の月日を費やしました。その後は、平成13年の第1次5か年計画から現在の第4次5か年計画まで、地域で本人さんたちが幸せに暮らせるように着実に地域福祉の形を創造してきたと思っております。

 育成会は、これまで多くの人たちが共に活動してきたので、その時々に様々な考え方がありました。しかし、親亡き後の我が子の幸せを守るために、やるべきことはなにか、どのような制度が必要か、どのような施設あればいいか、24時間をどう支えていこうかと考えて活動してきたことに違いはありませんでした。だからという訳ではないのですが、長い60年という年月で、福祉の制度も地域も障害に対する見方も実際に大きく変わりました。その分新しい課題も出てきたのかもしれませんが、このふるさと長崎が、障害がある人もない人も同じように人として大切にされ、同じように幸せに暮らせる場所であることを常に願って、皆様と共に今後も力を尽くしていきたいと思っています。これからも、よろしくお願い申し上げます。

 最後になりますが、60周年アニバーサリーイヤーのことですが、今回、大きなお祝いのイベントはせず「長崎市育成会60周年アニバーサリーイヤー」と銘打って、年間通して60周年をお祝いしていこうということにしました。ですから、本日も「長崎市手をつなぐ育成会 創立60周年記念 新年親子の集い」という事になります。ほかに総会や運動会、記念講演会など、お祝いの年らしい内容を盛り込んでまいります。そして年間テーマは「手をつないで60年 新しい時を見つめて これからもずっと」となります。「色々な状況、色々な時代がありましたが、常に地域と手をつなぐことを心において私たちは歩んできました。これから来る新しい時代も、障害がある人もない人も、地域の中で人権を守られ幸せに暮らせる共生社会の実現に向けてしっかり前を向いて進んでまいります。」そう願って、本日のご挨拶といたします。

平成31年1月12日

社会福祉法人 長崎市手をつなぐ育成会
理事長 谷 美絵

役員紹介

第13期役員

任期:平成29年6月10日~選任後2年以内に終了する会計年度のうち最終のものに関する定時評議員会の終結の時まで

理事6名
  • 谷 美絵(理事長)
  • 中込 重秋(会計事務所代表)
  • 長島 志津代(グループホーム事業・いんくる管理者)
  • 田坂 嘉朗(さんらいず管理者)
  • 寺田 隆二(法人事務局長)
  • 立山 雅也(行政書士)
監事2名
  • 古庄 正輝(福祉施設管理者)
  • 松村正信(社会福祉法人理事長)

評議員名簿

第13期評議員名簿

任期:平成29年4月1日から選任後4年以内に終了する会計年度のうち最終のものに関する定時評議員会の終結の時まで

評議員7名
  • 甲田 裕(元県育成会会長)
  • 相川 勝代(医師)
  • 小方 猛(元県育成会監事)
  • 桑野 嘉典(連合会会長)
  • 冨野 哲哉(元市役所職員)
  • 源城 和雄(元市議会議員)
  • 椎木 恭二(元市社福事業団理事長)

沿革

育成会とは

昭和27年、東京の知的障害児を持つ3人の母親たちの小さな運動が育成会運動の第一歩です。
各地でそれぞれの育成会が組織され、その連合体が全日本手をつなぐ育成会です。
わが長崎市手をつなぐ育成会の第一歩も同じように、親たちの願いにより始まり、以来、手をつないだ親たちの輪も大きくなり、その歩みも確かなものになってきています。
一人ひとりの本人や親の願いが、育成会を動かす大きな原動力なのです。

昭和29年 浦上学園育成会「手をつなぐ親の会」結成
昭和34年 長崎県手をつなぐ親の会が結成し前身の長崎支部誕生(会員数86名)
昭和39年 長崎市精神薄弱者育成会と改名
昭和43年 長崎市心身障害(児)者援護育成会と改名
昭和53年 あじさい福祉作業所開所
平成 6年 法人化が認められ、社会福祉法人長崎市心身障害者育成会と改名
平成 7年 通所更生施設「あじさいの家」開所
平成10年 知的障害者ガイドヘルプ事業を市より委託
平成11年 育成会設立40周年記念式典開催
平成12年 社会福祉法人長崎市手をつなぐ育成会と改名(会員数500名)
平成13年 通所授産施設「ワークあじさい」開所
育成会在宅支援5カ年計画スタート
平成14年 グループホーム六じぞう、グループホーム京泊開所
平成15年 小規模通所授産施設「さんらいず」開所、みどり作業所開所
平成16年 グループホームなめし開所、デイサービスセンターおあしす開所
平成17年 グループホームはやま開所、タイムケア事業を市より委託
平成18年 育成会ケアプランセンター(居宅介護支援事業、相談支援事業)開所
育成会ヘルパーステーション事業移行
(居宅介護事業、重度訪問介護事業、行動援護事業、訪問介護事業)
夢工房みどり(就労継続支援事業、自立訓練事業)開所
日中一時支援事業(デイサービス型)「おあしす」事業移行
日中一時支援事業(タイムケア型)「フレンズ」事業移行
NPO法人成年後見センター「ふぇいす」開設
平成19年 さんらいず(就労移行支援事業、就労継続支援事業)開所
グループホーム城山台開所
第2次育成会地域福祉5カ年計画スタート
平成20年 グループホーム女の都開所
ながさき知的障害児者生活サポート協会開設
平成21年 育成会創立50周年記念式典開催
平成23年 あじさいの家、ワークあじさいが新事業体系へ移行
平成24年 陽香里工房(生活介護事業、就労継続支援事業)開所
グループホーム十人町開所
第3次育成会地域福祉5カ年計画スタート
いんくる(長崎市障害者相談支援事業)開設
平成26年 ケアホーム三京開所
平成27年 グループホーム西北開所
平成28年 ケアホームさくら開所
平成30年 グループホームライフ西北開所
育成会生活支援センター開所(事務所移転[本部、他7事業所])

組織図

地域福祉五カ年計画

地域福祉五カ年計画

デジタルカタログ

デジタルカタログ

育成会職員行動規範

基本的な考え方

  • 職員は、利用者の人権を尊重します。
  • 職員は、利用者の意思を大切にします。
  • 職員は、福祉従事者としての誇りを持ち利用者に良識ある態度で接します。
  • 職員は、福祉従事者としての自覚をもち、絶えず学び、研修し、サービス提供の責任を果たします。
  • 職員は、利用者とともに運動体である育成会の一員として行動します。
  • 職員は、謙虚さを心がけ、人間としての成長を目指します。
  • 職員は、地域福祉の担い手として、あらゆる社会資源とのネットワークを創ります。

基本姿勢

  • 利用者への明るい笑顔と元気な挨拶を忘れずに支援します。
  • 利用者を友好的に迎えいれ、愛情を持って支援します。
  • 利用者の安全・安心を第一に考えてすみやかに行動します。

行動規範

  • 利用者を「○○さん」と呼びます。
  • 利用者へ丁寧な声かけ、言葉づかいをします。
  • 利用者への支援を始める時は、まず声かけをします。
  • 利用者への虐待は行いません。
  • 利用者に対して、無視、命令、威圧的な言動をしません。
  • 利用者の行為の嘲笑や興味本位での対応をしません。
  • 利用者に承諾なしで所持品の確認をしません。
  • 利用者の特性を理解し、わかりやすい説明を心がけます。
  • 利用者の個人情報は厳重に管理し、外部に漏らしません。
  • 利用者の着替えや排泄に関することなどプライバシーの保護には十分配慮します。
  • 利用者に対し「ありがとう」と「ごめんなさい」はしっかりと伝えます。
  • 利用者からの苦情に対し誠意を示し速やかに対応します。
  • 利用者の安全を守るための危機意識を常に持ち、環境整備を行います。
  • 利用者の健康に心掛け、その様子や状態を観察します。
  • 利用者が生活に必要なスキルを獲得できるように工夫します。